宇治市民絵画苑の「石本正、裸婦素描展”ヴィーナスを求めて”、中信美術館12/10まで」
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石本正、裸婦素描展”ヴィーナスを求めて”、中信美術館12/10まで
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2017年11月06日 15:41
 府庁少し西にある中信美術館で鰈の様になっている石本正素描展が開催中。案内に依れば、蔵ざらえをした感じで未発表のものや未公開品を紹介するもの。そのため制作時期は分からない。
 とは言え、一部の初期風品をのぞき描き盛りのものがほとんど。見応えがある。しかもこの美術館ではカタログが用意され、無料でいただける、お得な美術館だ。

 素描であっても、本画・タブローより魅力的だと思うことは多い。墨絵になじみのある我々なら当然のことかもしれない。その作家のタブローは好きでないけれど、素描やスケッチはたまらなく好きだということは良くある。
 私が石本正の作品を好きになったきっかけは、教官時代、学生をイタリアにロマネスク研修に引率した際のイタリア旧市街地スケッチやロマネスク遺跡・遺物のスケッチを見たことだった。大判の件年に鉛筆と二色程度のコンテで描かれたスケッチ、しびれるほど素敵だった。裸婦素描も良かった、彼のタブローよりも素描の方に惹かれる。
 スケッチよりタブローの方が良いと思っている画家でも一番良いと思う作品だということも多い。等伯の松林図(素描と言うと怒られる?)、ダ・ビンチの聖母子図(ナショナル・ギャリ―)、などがそうだ。
 印象派以降はタブロー画材で下書きから描き始めるので、素描かタブローか境目が分からないものが多いが、素描的部分に惹かれることはままある。
 素描の魅力は何なのか、色々考えるのもとても楽しい。

 

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