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2013年02月20日(水) 
   父が横浜で逝ったとき、我が家の墓は岡山にありました。どこの寺の檀家でもありませんでした。生前に逝ったら墓が欲しいか…と私が聞いたら、父は答えませんでしたが、その時のイヤーな顔つきから見て欲しいのだな…と私には感じました。

   横浜の近所のお寺にお祈りをして頂きましたが、戒名をどうするか…で悩みました。代々の戒名が○○院○○居士(大姉)となっているのに、親の代から生前の名前にするのも格好が悪い。どの位の戒名料で同じレベルの戒名しして貰えるのかが判らない。住職に祖父母の戒名を見せ、葬儀屋に聞いてうん10万円を払って同レベルのものを頂きました。その時に葬儀屋に生前自分で戒名を付けてはいけないのか聞いたら、そんなことはありませんよ…とのこと。

   その後色々調べましたが、自分で戒名を付けてはいけない…なんてどこにも出てこない。そもそも僧侶も戒名の付け方について教育を受けてもいなければ、マニュアルもないそうです。そもそも死後に戒名を付ける意義もハッキリしていない。

   結構、自分で付ける人もいるようです。
作家の山田風太郎が自分でつけた戒名は風々院風々風々居士だとか。他にも著名文学者が人の為に作った戒名も幾つか掲載されている。
         島田裕巳 著 「葬式はいらない」 幻冬舎新書

   昨年亡くなった立川談志師匠は自分で「立川雲黒斎家元勝手居士」(たてかわうんこくさいいえもとかってこじ)なる戒名を付けていたそうですね。ちょっと位牌には書きづらいような…。

   生前、同姓同名の人は沢山いるから、気に入った人の戒名を戴いても著作権侵害にはならないものと考えられます。

   戒名を付けるか付けないか、これも遺族に任せよう。私は死して出家する訳でも仏門に入る訳でもない。戒名を付ける必然性はない。ましてや付けるためにウン10万円払うことに意味がない。寄進という形でお寺に差し上げた方がスッキリする。

   戒名を付けるなら私の案は「研聚院(宏日)聴楽逍岳居士」もしくは「創智院(日宏)唱聴雪嶺居士」。長らく技術開発に従事し、雪山とコーラスや音楽が好きだった雰囲気が出ていないかしら。「宏日」はなくてもいいのですが父母の戒名には名前1字と「日」入っていたので入れました。日蓮宗での習慣か?

   私の意向を聞いて家内が作ってくれたのは知究院山響日宏居士。

   安価な料金で生前に戒名を付けましょう…との運動をしている日本生前戒名推進会のホームページでは、「戒名ソフトによる奇異な戒名や自作の無学・無責任な戒名は避けましょう」とあるので、戒名ソフトなるものもあるようですね。

   我々の案は無学・無責任なものに当たるのかしら。しかし、無責任な戒名ってどんな戒名を云うのだろう。誰に対する責任なのだろう。

   戒名ソフトって捜せば沢山ありますね。例えば
     http://kaimyou.shikisokuzekuu.net/


   サテ、お墓をどうするか。

閲覧数1,811 カテゴリ日記 コメント6 投稿日時2013/02/20 09:49
公開範囲外部公開
コメント(6)
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  • 2013/02/20 11:04
    こんにちは

    戒名・・・
    ねぇ・・・

    うちの父は突然死だったので(お墓の土地は前年に買ってあった)戒名の遺言はありませんでした。で、お寺さんがつけてくださったのが「寿岳一光禅定門」でした。
    父の名前が寿一で山男だったのをお寺さんが覚えてくださってて。
    その2年前に父にしたら義父(私の祖父)が逝きまして、お寺も何もないもんだからそのお寺さんにお葬式を仕切っていただき、戒名もいただきました。人となりも何もしらないから、自分用(お寺さんの)に考えていた戒名を譲っていただきました。

    無学・無責任・・・はようわかりませんが、お寺さんの思いつきなんかもあるでしょうし、自由なんだと思うんですよね・・・あ、使っちゃいけない漢字なんかはあるかもしれませんねぇ。それならいっそ戒名なくてもいいかもっ?

    私も考えてみようっと。たいした人生じゃないから何も浮かびませんが・・・(笑)
    次項有
  • 2013/02/20 11:13
    戒名は自由につけることも可能とは面白い。
    自分の名前は親が付けてくれたものだし、自分の名前を自分で決めるというチャンスがありませんでしたものね。
    両親の戒名を見ても「うう~ん」って感じでしたから。

    お坊さんとも親しい間柄ではないし、
    自分の事をどれだけ知っておられるのかわからないし、

    俄然やる気が出てきました(*^^)v

    我家も日蓮宗です。
    仏壇のお位牌を調べたら過去4代に渡って男性には「日」の字が入っていました。
    女性にはありません。
    何か意味があるのか、今度お坊さんに聞いておきます。
    次項有
  • 2013/02/20 23:20
    鉛筆コッチさん
    うさきょんさん

    お寺さんが自分用に作ってあった戒名をくれた…という話し、よく判りませんね。お寺さんは未だ入門されてはおらず、戒名が付いていなかった…とも考えられますね。

    出家する時につける…とされている戒名の筈ですが用意してあった…とは、住職になっても仏門に入っていなかったか、生前の戒名とは別の戒名を死後に付けるのか、よく判らなくなりました。
    次項有
  • 2013/02/20 23:31
    鉛筆コッチさん
    よっちゃんさん

    >自分の事をどれだけ知っておられるのかわからないし
       お寺にお願いに行ったときに、故人のことを色々聞かれました。やはり故人に相応しい戒名を付けようとされていたのでしょうね。ウン10万円払うので、その位は努力はしてくれたようです。


    「日」の前後に名前に使われている文字が入っているのでは…。母親の場合も「日」の後に名前に使われていた「哲」が入っていますし、父親、祖父母もそうです。
    次項有
  • 2013/02/24 09:37
    ヒッチさん
    僧侶という特別な資格は有りません。亡くなった先生は、僧侶では有りませんが
    自分で生前 戒名を付けました。

    極端な事を言えば誰でも、今日から僧侶だと言えば、坊主になれます。

    仏弟子に為らないのなら、法名も要らないと思います。

    元々僧侶の仕事は皇室の安泰を祈る事だったそうです。
    次項有
  • 2013/02/24 11:32
    鉛筆コッチさん
    kata0133さん

    コメント有り難うございます。

    俄勉強を致しました。

    僧侶になるには普通は資格はいらないようですが、宗派にもよるようですね。

    高野山真言宗の場合です。僧侶になるには
    (1)「得度(仏門に下り、剃髪)」
    (2)「加行(修行に入る前修行)」
    (3)「受戒(仏門下として守るべき戒めを説かれる)」
    (4)「灌頂(伝法を受ける)」
    (5)「祖廟参籠 度牒授与・僧籍簿」
    の五項目を満たさねばなりません。

        …とあります。

       住職になるには各宗派ごとに定めた資格制限があり、お寺に僧侶が住んでいても住職の資格がない場合には無住職の寺になるとか。

       僧侶や住職になっていなくても、宗教的によく勉強されて立派な先生は沢山いらっしゃいますね。時々お話を聞きに行きたいのですが、なかなか機会がありません。

        kata0133さんが羨ましいです。
    次項有
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