SP盤のレコードは父がたくさん持っていました。
針をつけてハンドル回していろんな曲をきかせてもらいました。
家の建て替えの時にみんな処分したようです。
「会議は踊る」の曲はどこで聞いたのか覚えてませんが耳に残っています。
好きなメロディーですが映画は見てないような~?
「風立ちぬ」に出て来た「会議は踊る」の「唯一度だけ」。昔我が家にあった「会議は踊る」が入っていたSPにありました。そのSPに「唯一度だけ」と一緒に入っていた曲、メロディは憶えているのですがそれが気になりだしました。「会議は踊る」で検索して「Das muss ein Stuck vom Himmel sein」ではないか…と思われます。「唯一度だけ」は400円程で楽譜をダンロードできることは判りましたが、「Das muss ein Stuck vom Himmel sein」は他の曲の楽譜と一緒にまとめて5,000円程。 思案していてそうだ! Youtubeを探そう。 ありましたね。 先ずはDas gibt's nur einmal 我が家にあったSPのとは歌手が違うようですが…。沢山ありましたが、私の記憶と同じものは見当たらず。我が家のSPのはデートリッヒが唱っていたか…と思っていましたが、デートリッヒは「会議は踊る」は唱っていないようです。 次ぎがDas muss ein Stuck vom Himmel sein 私の記憶では歌手は女だったが、これなら再生機によっては女に聞こえそう。フランスのダミアの声に似ている…とも云えそう。 ……で思いだしたダミア(Louise Damien)。 よく憶えているのは暗い日曜日(Sombre Dimanche)。あまりにも暗く自殺者が多発したので発禁になったことがある…。 このSPの裏にはやはりダミアが唱っていた楽しい曲が入っていた記憶。旋律はまだ憶えているが、題名・歌詞はまったく不明。Youtubeでダミアで探してみましたが見当たらず。当分、頭のどこかにシコリが残りそうです。 「Das gibt's nur einmal」を唱っていた…と私が勘違いしていたデートリッヒ(Marlene Dietrich)の歌では「リリー・マルレーン」(Lili Marleen)が有名ですね。 この二つは同じ曲なのに雰囲気が全くちがいますね。 ダミアやデートリッヒの歌を懐かしむ…なんて私くらいのものかしら。 【ある逸話】 ① 「リリー・マルレーン」はとても悲しい歌です。第二次世界大戦では、ドイツが占領したベオグラード放送から毎夜流れるこの歌にドイツ兵だけでなく、イギリス兵をはじめ、連合国側の兵士たちが耳を傾けていました。イギリス軍はドイツの放送を聴くことや、この歌を口ずさむことも禁止しましたが、効果はありませんでした。 当時、「21時57分にはベオグラード放送にダイヤルを」を合言葉にこの歌は国を超えて愛唱されました。 ② 1942年3月 英独とソ連がある村で向き合っていた、欧州戦線にはある暗黙の了解が存在していた。それは20時から翌日の7時までは停戦するというものだった、そして、9時のラジオ番組から流れるリリー・マルレーンを両軍がそれぞれの言語で歌うことが慣例化していた。 【蛇足】 リリーマルレーンの歌詞の内容は、戦場の兵士が故郷の恋人への思いを歌ったものである。 (略訳) 兵営の前、門の向かいに 街灯が立っていたね 今もあるのなら、そこで会おう また街灯のそばで会おうよ 昔みたいに リリー・マルレーン 俺たち2人の影が、1つになってた 俺たち本当に愛しあっていた ひと目見ればわかるほど また会えたなら、あの頃みたいに リリー・マルレーン もう門限の時間がやってきた 「ラッバが鳴っているぞ、遅れたら営倉3日だ」 「わかりました、すぐ行きます」 そして俺たちお別れを言った 君と一緒にいるべきだったのか リリー・マルレーン もう長いあいだ見ていない 毎晩聞いていた、君の靴の音 やってくる君の姿 俺にツキがなく、もしものことがあったなら あの街灯のそばに、誰が立つんだろう 誰が君と一緒にいるんだろう たまの静かな時には 君の口元を思い出すんだ 夜霧が渦を巻く晩には あの街灯の下に立っているから 昔みたいに リリー・マルレーン ………………… 風立ちぬ http://www.sns.ochatt.jp/modules/d/diary_view.phtml…=&l=30 |