活動する分野によって求められる資質に違いがあると思うので一概に言えないのではないでしょうか。
今地域で中高年の女性の方々とお付き合いをしていますが、大きな変化は感じていません。
ボランティア活動の場でいえば大勢のメンバーを束ねてリーダーシップを発揮している女性はまだまだ少数と感じています。
2013.12.08 日本経済新聞 春秋欄によれば ▼男性がもっと女性のような発想で動けば、世界は好ましい方向に変わるだろう」。この意見に賛成か反対か。米国の調査会社が先進国と新興国で一般の人たちに聞いたところ、世界平均では男性の63%、日本人男性だけだと実に79%が賛成という結果になった。 そうだ。 調査結果としては事実だろうが、「世界の好ましい方向」についての回答者の考えが統一されていないと意味のない調査だ…と私には思われるが、それについては記載されていない。互いに優しい一方で穏和な(事なかれ)世界と、互いに厳しく批判しあって切磋琢磨する世界とどちらが好ましいのかしら。 私にはただちに自信ある回答はできないようです。 調べてみると 「女神的リーダーシップ」 ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である [Kindle版] ジョン ガーズマ (著), マイケル ダントニオ (著), 有賀 裕子 (翻訳), http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/B00GOLP5K…gital-text からの引用のようだが、私はKindleを読むためのソフトを持っていないので、確認不能。ソフトを購入してまで確認する程の意欲もないのでここでお終いだが、春秋欄の筆者はそのくらいは書いておいてほしいものだ。記載の有無でこの春秋欄の価値が大きくかわるのだが…。 同欄の残りを引用する ………………………… ▼「女性のような」とは共感、親切、柔軟、献身的といった、これまで主に女性的と思われてきた資質を指す。結果をまとめた本「女神的リーダーシップ」によれば、仕事での成功にもこうした要素が不可欠になりつつある。変化が速い時代には、さまざまな人と柔らかくつながる能力が大事だからだと調査の担当者は語る。 ▼月刊誌「日経ウーマン」が、その年に活躍した女性を表彰する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を発表した。忙しい中でも使いやすい化粧品を開発したり、経済学者を辞め途上国で起業したり、地方から地元の魚を都会の飲食店に届ける道を開いたり。他者の悩みに共感する力や逆境を糧にする柔軟さが、確かにまぶしい。 ▼かつて働く女性がリーダーを目指すには「男になる」ことを求められた。剛気で、部下ににらみを利かし、下品な冗談にも動じず、等々。先の調査結果が的確だとすれば、これではむしろ本人も会社も損をする。弱みと思われてきた面こそが実は強みかも。女性が活躍する社会をつくるには、そんな視点も役に立ちそうだ。 …………… 記載されたことには反論する気はないが、上記以外の問題で情緒的発想では解決できないケースも結構多いのではなかろうか。適材適所が必要だろう。 家内に話すと、共感、親切、柔軟、献身的を女性的発想と決めつけないでほしい…とのコンプレイン、私はそんな発想はしないからね…とのこと。個人個人ではバラツクだろうが、平均的にはそれでいい…と私は思いますがね。 最近は女性が攻撃的で男性がやさしい…となったわけでもないはずだ。 |