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2014年01月26日(日) 
   イアンさんが彼の12月8日の日記で、わさびさんのコメントに答えて
>私は頑固な「男子厨房に入るべからず・派」なんです。(笑)…もっともこの格言の本来の意味はちょっと違うようですが…
      http://www.sns.ochatt.jp/modules/d/diary_view.phtml…=&l=30

   奥ゆかしいイアンさんの説明はそこまでで、それ以上の知識をひけらかすことはしなかったので、男尊女卑とどう違うのかについて知らなかった私は好奇心をそそられ、ググッて見ました。

   いろいろあるようですね。そこで調べた結果をひけらかし。

① 孟子が言った「君子遠庖厨」(君子は厨房に近づかない)
昔の中国では家庭で家畜が飼われており、厨房内は生き物を屠殺し料理するところである。徳(仁)のある方が屠殺するところを目にしたり、声を聞いたり、臭いを感じたりすると、その料理を食べられなくなる。だから、厨房には近づくべきではない。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_de…2105388457

②むかし厨房にはかまどがあって、かまどにはかまどの神様がいて家を守っていた。
それを祭るのは女の仕事であった。

   今と違って神様は誰が祭っても良いわけではなく、ちゃんと祭るべき人が決められていた。そうしないと神様は機嫌を損ね、とんでもない災いを引き起こすのである。
だから男が厨房にはいるのは不吉なことの前触れであったのである。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/5151/link_3283.html

③ 日本には昔から厨房という台所にはかまどがあって、かまどにはかまどの神さまがおられて家を守っていたそうな、その神さまを祭るのは女の仕事や。その神さまは白川神道では大宜都比売神(おおげつひめのかみ)さまというのや。食物の神さまや。

   ところが大気都比売神さまは、高天原から追われ、訪れてきた須佐之男命(スサノオノミコト)に食物を乞われると、鼻と口と尻からさまざまな美味なものを出し,料理して奉ったそうや。須佐之男命は,その様子をのぞき見ていて、汚物を供すると思ってなあ。怒って大気都比売神さまを殺したそうなあ。

   それから男性は厨房に入ったらあかんことになったのや。大気都比売神さまの死体の頭から蚕が、目から稲が,耳から粟が、鼻から小豆が、陰部から麦が、尻から大豆が発生したそうなあ。

   大気都比売神さまは誰が祭っても良いわけではなく、ちゃんと祭るべき人が決められているのや。女性でないと大気都比売神さまの機嫌を損ね、とんでもない災いを引き起こすのや。
http://turumi-jinjya.blog.so-net.ne.jp/2012-09-03

③は②の詳細説明のようですね。

   ネット上では「男子厨房に入るべし」との主張も多いですね。私もゴキブリ亭主で、現役時代は機会は少なかったが厨房に入るのが好きでした。酸素吸入をしながら火に近づくと危険だ…とのことで、暇ができた今は調理とすっかり縁が切れました。「男子厨房に入るべからず・派」になっています。


閲覧数1,809 カテゴリ日記 コメント6 投稿日時2014/01/26 11:44
公開範囲外部公開
コメント(6)
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  • 2014/01/26 16:13
    イアンさん
    コッチさん

    ありがとう。いい勉強になりました。
    本当は‘男子厨房に入るべからず’には(漠然と)それなりの謂れがあった筈と思っていただけなのです。

    当家は祖父の代から、極めていわゆる封建的家風が強かったものですから、時代は変わりつつあるのに、私も俗論を利用して来た次第です。
    次項有
  • 2014/01/26 22:05
    鉛筆コッチさん
    我が家でも親父は厨房には入りませんでした。

    私は食い意地が張っているし、化け屋にとっては料理は化学実験の同じですからね。

    今はなくなったTV番組「料理バンザイ」を見て、関心を持ったレシピは自分でもやって見るのが好きでした。過去の話です。
    次項有
  • 2014/01/27 12:01
    コッチさん
    NHKの朝のドラマ「ごちそうさん」で夫が料理が生きがいの妻に「料理は科学(化学?)ですよ!」という一こまがありました。
    そうかもしれませんね。
    特にお菓子などは特にそこがポイントな気がします。

    かく云う私はインスタント以外は何も出来ないのです。
    私の父などは「男が台所へ入るものではない」と封建的な考えの持ち主で料理をする所は見たことはありませんでした。
    しかしハイキングに連れてくれると愛用のコッフェルでの調理はするのが子供ながらに不思議でした。
    次項有
  • 2014/01/27 12:37
    こんにちは!

    古い考えは置いといて~(笑)
    核家族で老後が夫婦だけになると必要になってきます。
    どちらが先に倒れるかわからないし一人で暮らしこともありうる現代
    少しは出来たほうがいいかもしれません。
    私も特訓しましたが難しいのが現状です。

    でも酸素チューブに火は禁物です。
    母が爆発したら困るからと外して台所に立っていたのを思い出します。
    次項有
  • 2014/01/27 21:01
    鉛筆コッチさん
    エゴコロさん

    「ごちそうさま」を見ていないので、ニュアンスは判りませんが…。

       細かいことを云えば、献立やレシピの作成は科学なのでしょうね。与えられたレシピ通りに調理するのは化学実験実習と同じだと思います。計量し、洗い、撹拌し、加熱し、濾過(削り節・昆布・椎茸など)したり…。カレールーでは裏ごし…。   

       実習では事後にビーカー、撹拌棒、シャーレ…などを洗わされますが、私の料理のあとは流しが満員になっているので、家内がブウブウ文句を言います。

       よく山に行っていましたので、食事作りは必須でした。

    次項有
  • 2014/01/27 21:12
    鉛筆コッチさん
    よっちゃんさん

       古い考えも場合によってはいいものに思えますが。亭主なんて威張らしておけばご機嫌ですから、可愛いものです。

       私が一人になれば施設に入れない場合は食事の宅配に頼らざるを得ないかな…と考えています。しかし後に残りたくないですね。家内の健康に気を遣わなくては…。


       空気中には酸素がタップリあって酸素自体は燃えることはなく、何故危険なのかおかしいなあ…とおもっていましたが、よっちゃんさんの一言で判りました。中に酸素が流れているるチューブが加熱されると危険なのでした。チューブがよく燃える…。

       有り難う御座いました。
    次項有
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