26日も日の出前に目が覚めました。カーテンを開けると三日月と宵の明星が光っている。仙丈岳が下の方にボンヤリと。
やがて、鋸岳より北、八ヶ岳方向(奥秩父?)から日が昇ってきました。写真は窓ガラス越しに撮ったせいか、太陽が二重になってしまいました。
部屋の窓から
チェックアウウト後、飯島町の千人塚公園へ。
中央アルプスと桜の取り合わせです。
暑いのに閉口し、早々に高遠へ。
高遠も昔通ったことがあります。60年近くの昔のGW頃、甲斐駒と仙丈を登った後、北沢峠から戸台口まで一人でトボトボ下りてきました。戸台口からバスに乗れたのか、高遠まで歩いたのかは記憶が曖昧です。勿論当時は、広河原から北沢峠を越えて下りて行くバスなどはまだありませんでした。
高遠城址の桜にはもう遅いので勝間薬師堂のしだれ桜を見るつもりでしたが、高遠城址に誘導されてしまい、駐車場で道を聞いて薬師堂へ。
行ってみれば、薬師堂と駐車場は、国道152号線を挟んで遠くはなれている。これは私には鬱陶しい。家内はもともとしだれ桜は好みではない…とか。国道に車を止めて、遠くから桜を眺めました。大したことはないね…行ってもつまらんだろう…とイソップ物語みたいなことを云って高遠は終わり。他の計画も割愛して帰途につきました。伊那ICから高速に入り、予定の13時に諏訪湖SAへ。昼食と昼寝。14時10分に出発。双葉JCTから中部横断道路へ。増穂ICから問題の国道52号へ。
前にも書いたように思いますが、この富士川沿いの道は分岐が少ない。したがって、たまに50キロの制限速度を守ろうとする車があると、後ろに繋がった金魚の糞の列が長時間続きます。時には20台ほど繋がっているので、20台に1台がゆっくり走っているのでしょうね。私がすぐその後ろに付いた時はすぐに追い越してしまいますが、ほとんどの所でセンターラインが黄色なので、多くの車には追い越しづらいらしく、行列が長いままゆっくり進行します。2番目の車が追い越さないと3番目はもっと追い越しにくく、それが追い越さないと4番目はさらに…。たまに猛スピードで数台を追い越して行くのがいますが、これは危ない。
私が免許取り立てのころはスピードを出すのが怖くて、1台でも後ろについたら、スペースを見つけて左に寄って先に行って貰いましたが、そんな殊勝な車は今は少ないようです。大型トラックやダンプカーには時々いるようですが、乗用車や軽トラはダメ。
…てな調子で、いつもここを走る時はとイライラカッカとしています。80歳近くなってもまだ子供ですね。精神修養が足りない。伊那路に比べてあたりの花も少ないので、余計疲れます。
何度かの行列で疲労困憊、どこかで休もうと適当な場所を探し始めた頃に新東名の新清水ICに来ました。52号線を走る距離が減って便利になりましたね。
新東名に入るともう障害はない。休むつもりだったことも忘れて、ノンストップで家へ。
16時30分に家に到着。52号線をマイペースで走ることができれば16時には着いたかも…。