3日、TVのスイッチを入れたら、「グローバルディベートWISDOM▽問われる資本主義~激論“21世紀の資本論」という番組をやっていました。面白そう…とソファにひっくり返って見ていたら寝てしまい、見逃しました。残念!
私は経済学の講義を受けたこともないし、マルクスの資本論を読もうと思ったこともない。しかし、トマ・ピケティの「21世紀の資本論」の趣旨は
●ごく一握りの資本家が多くの所得を得るような格差は資本主義の特徴といえる。
●ただ資本から得られる収益率が経済成長を上回れば上回るほど、富はより多く労働者から資本家へと蓄積されてしまう。
●富の分配の権力は資本家が握るため、労働者ではなく子どもに相続させようと世襲的になり、富は資本家サイドにより蓄積されていく。
●これを是正するためには世界的な富裕税を導入しなければならない。
…だそうで、これだけなら私にも理解はできる。
今アメリカの経済界は富裕税をどうするか…で意見が賛成・反対と二分され、大騒ぎだそうです。
700頁の本では日本語訳(今年の年末に出る予定だそうです)が出ても読む気にならないだろうから、再放送するときの連絡メールをNHKネットクラブに登録しましたが、オンデマンドにも入れてくれないかな。
http://www.nhk.or.jp/wisdom/index.html http://www.nikkei.com/money/features/29.aspx?g=DGXN…2014K15600 .