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2014年09月07日(日) 
   私がこの世を去る時、特に何か一緒にやる予定がある人以外には連絡をしない方針です。大勢の人が葬儀に参加して頂くことの意義を感じないし、過去の例を見ていても遺族はお別れを惜しむよりは参列者への気遣いに気を取られていることが多く、合理的でない…と感じています。

   国のために命を投げ出した人に二度と戦死者を出さない…と不戦の誓いを立てるのは結構ですが、他国のいやがる靖国神社詣をやらなくても家で誓ってりゃあいいじゃあないか…と私は考えますが、個人の葬儀でも同じように考えています。

   ほとぼりが冷めたころに出す連絡文を検討中です。これをお茶っ人にアップできるかどうか判りませんが(エンディングノートにパスワードを書いておく必要がある)、その時にはこの文もどう変わっているでしょうね。

      ……………………
   ご無沙汰申し上げていますが、お変わりありませんでしょうか。

   私は50日ほど前にお先に他界いたしました。この手紙は私が書き残したものを遺族の誰かが送ってくれています。

   告別式前にご連絡申し上げなかったことに対して水くさい…とお思いかも知れませんが、葬儀なんてやる必要はないが、もしやっても参列者は10人以下にしろ…と家族には云ってあったためであり、お許しください。近くに住んでいる長女家族、長男家族がもし全員来たら、家内を入れて9人となり、満員です。北海道に住む次男家族には私がいなくなってから来て貰っても無意味だ…、来るなら費用はこちらで持つから生きている内に来い…と云ってありました。

   皆様のなつかしいお顔くは拝見したいのですが、多くの皆さんは腰が痛い…とか、足が動かないとか、大変だし、無理して来て頂いても私にはお顔を認識できないばかりか、来て頂い事すら判らないので、無意味だと考えています。

   私は多くの皆さんとの交流により有意義な一生を送らせて頂きました。共に学んだり、仕事をしたり、指導して頂いたり、一緒に歌ったり、山に登ったり、時には喧嘩をしたり、飲んだりしました。皆様のおかげで充実した一生を終えることが出来た…と感謝の気持ちで一杯です。

   本当は皆様との過去の想い出を綴って懐かしみたいのですが、一人ずつそれをやっていると大変なことになりそうに思えるので、省略させて頂きます。

   長らく有り難うございました。お元気にお暮らしください。

.

閲覧数1,526 カテゴリ日記 コメント8 投稿日時2014/09/07 09:33
公開範囲外部公開
コメント(8)
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  • 2014/09/07 11:22
    イアンさん
    コッチさん

    ずいぶん気が早いですね。
    ・・・とは言え私も葬儀のことを時々考えることがあります。
    コッチさん同様、私もいわゆる家族葬がいいと考えています。私も知人・友人は少なくはありませんが、残された家族が知っているのはその半分にも満たないでしょう。葬儀のことで家族に判断しきれない気苦労・負担を残したくありません。本当に親しかった友人だけでもと思う気もないではありませんが、親しい友を仕分けるなんて出来っこありません。
    かくして結論は家族葬です。
    *家内も多分このコメントを読むでしょう。
    次項有
  • 2014/09/07 12:03
    NOSSYさん
    同感です。
    私も家族葬です。
    家内も承知済みです。
    葬儀費用は生命保険で充当します。
    葬儀の形式など少し決めないといけないところは残っていますが、
    些細なことなので心残りはありません。
    次項有
  • 2014/09/07 13:26
    CONTAXさん
    コッチさん、

    (案)とありましたが、ブラックジョークが本当だったら・・・なんて考えてコメント出来ませんでした(笑)

    私も葬儀はしないで葬ってほしい方です。
    多方面にお世話になった方は多いですが、家内をはじめ家族は全く知りませんので
    参列して頂く方に失礼だと思っています。
    次項有
  • 2014/09/07 13:40
    潔い文章ですね。
    私も見習おう。

    最近よく「お墓」について話をします。
    先祖代々に入ったら娘に負担をかけるし、サクラの下でも埋めてもらったら・・と思ったりしていますが。(肥料になりましょうや)
    次項有
  • 2014/09/07 22:24
    鉛筆コッチさん
    イアンさん

       早いですかねえ。救急車で担ぎ込まれるようになってから書けるかどうかが判らないのでね。

       エンディングノートもほぼ書き終えたようにも思うので、この手紙案と、住所録に送付先のチェックをいれることをやろうと思っています。文案は時々見直して、差し替えをします。

       親しかった友人に逝く前には会いたいですが、私がいないのに来て貰っても懐かしむわけにも行かない…。

    .
    次項有
  • 2014/09/07 22:30
    鉛筆コッチさん
    NOSSYさん

       家族葬と呼ぶのかどうかはよく知りません。

       火葬に付すまでは葬儀屋の手を借りる必要はあるだろう…とは思っていますが、告別式などは…。遺族が戒名をほしがり、私が作ったもので気に入らなければ、お通夜をやるためにお坊さんに来て貰う必要があるようです。

       遺族が集まって、エンディングノートを見ながら私がいなくなってからのいろいろのことの相談をやる機会になる…と思います。

       近所の葬儀社では一式16万円とかの宣伝をやっていましたから、お坊さんを呼ぶかどうかにも依りますが、生命保険なんていらないように思います。

    .
    次項有
  • 2014/09/07 22:36
    鉛筆コッチさん
    CONTAXさん

    お世話になった人たちねえ。私は遺族から連絡を受けると、鬱陶しいです。遠路はるばる出掛けるのは負担が大きいです。友人の死を悼む気分がそこなわれそうにも思います。後日連絡を受けてから家で冥福を祈りたいです。

    しかし、この挨拶状を受け取った人にはむくれる人もいるかも知れないなあ…と気にはしてはいます。

    .
    次項有
  • 2014/09/07 22:45
    鉛筆コッチさん
    うさきょんさん

       見習う… 、別に立派なことをしている訳ではないのですが…。人それぞれの終焉感があるでしょうし…。

       うさきょんさんが埋まっているさくらを是非見に行きたいですが、順番があべこべですね。ふっくらしたやさしい花が咲いているでしょうね。

       私の入る場所はある用意してあるので、墓の心配はありません。墓石のそばに植えてある木に少し元気がないので、早く肥料になってやった方がいいのかも…。

    .
    次項有
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