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2014年12月08日(月) 
   「自分の死を考える② 間際の肉体的苦痛」の続編です。

   日本では逝く時はピンピンコロリを願望されているようです。米国ではそれほどではない…と聞きました。理由は死への準備期間がとれないからだそうです。ガンなどは六か月とか一年とか後の死が宣告されるので、遺言を書いたり、自分の生活の終焉への段取りが付けられるからだそうです。
 …ってことは日本人は無責任? 後は野となれ山となれ? いやいや早くから準備は出来ているから…と云うこことにしましょう。

   老衰死っていいですね。何の病気にも罹っていない人(本人も医者もその積もり)が、光がゆっくりとフェードアウトしていくように呼吸の数が減り、心音が少しずつ弱まり、眠るように亡くなる。朝起きてこないので行って見たら息を引き取っていた…。
   しかしそれを希望しても普通はそうは行かない。

   発症から死亡までの時間が24時間以内に死亡する突然死の代表的なものがくも膜下出血、心筋梗塞、大動脈解離など。苦痛期間は短いが、ピンピンコロリに含まれるのかどうか。

   ピンピンコロリから外れる代表がガンとされているようです。生涯でがんで死亡する確率は男性26%(4人に1人)、女性16%(6人に1人)、これらの人はピンピンコロリではない? http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics01.html

   私も家内もガンの手術を二回ずつやっており、ガンへの恐怖感はありません。

   かってはガンは苦痛が大きい死に方とされていたようです。…が、今は緩和治療が行われ、痛みはあまり感じない筈です。もっとも日本ではモルヒネの処方量が欧米の1割くらいなのだそうで、日本ではどうだか判りませんが。

   ただ、モルヒネは使用量を増やすと意識が朦朧となることが欠点だが、その場合には「神経ブロック」なる療法に変えれば痛みも感じず意識もしっかしているそうです。

   最近は延命のために無理矢理治療して患者を苦しめることへの反省も出てきています。人間を含めて動物は、極限状態では痛み・苦痛を感じないようにできているそうです。人は、「死」の時に臨んでエンドルフィン(内因性モルヒネ物質)が急増するんだとか。

   http://www.ishin-okayama.jp/otokojuku/column/detail….php?id=68 には大けがでも苦痛を感じなかった例が4例挙げられています。ただ引用元の記載がないので引用元の信頼性が不明であり、そのまま信じていいのかどうかに疑問はありますが。

   延命治療をやめれば苦痛(抗がん剤の副作用・手術・胃瘻等による)は減る…と考えていいようです。

   ピンピンコロリのもう一つの代表は事故死。交通事故や飛行機の墜落などで一瞬に逝ってしまうのもいいような。自殺と同様、遺族にはむごいようにも思えますが。

   しかし、自殺でなければ人は自分の死に方の選択は出来ないので、何が来てもいいように心の準備をやっておくことが必要でしょうね。

……………

自分の死を考える①
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自分の死を考える ②間際の肉体的苦痛 
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自分の死を考える ③遺族への諸情報伝達不足への不安
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自分の死を考える ④ 死後の世界への不安
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自分の死を考える ⑤ やり残したことに対する無念さ
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閲覧数677 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2014/12/08 10:58
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