初詣に行った時の事。 当然、どこも車で行けば駐車場待ちの大渋滞になるのは当たり前。 メインの通りの渋滞で20分程で10mくらい進んだろうか。 途中に何ヶ所か小さな脇道があるけれど、その脇道から赤い車が無理やり割り込んできた。派手な毛皮の上着を着たおばちゃんが、これまた派手な化粧をして割り込みながら何やらこっちに向いて怒鳴っている様子。割り込んでいながら何を?とか思いつつ、正月早々赤い車のド派手で下品そうなおばちゃんなど相手にするのもバカらしいと無視。 次の脇道では、神社の裏門にあたり参拝を終えた人々が道を横断する為にガードマンの誘導に従って横断を待った。割り込んだ赤い車まで待つ事なく先へ進んだ。幸いそこでは割り込みはなかった。 その先の交差点を右折して、駐車場まではまだこの調子だと40分はかかるかな、と思っていたところ、参拝者の横断が途切れガードマンの誘導で先に進もうと脇道を通り過ぎたところで再びガードマンに止められた。 気づかなかったけれど脇道を越えたところにも駐車場があって、そこから一番手前の車が出るところだった。間も無くその車が出て行き、そこに車を停める事が出来た。神社に最も近い駐車場。こんなところに停められるなんて超ラッキー♪ あの赤い車が割り込まなければ、きっとその先の駐車場まで更なる渋滞を進んでいただろう。神様の計らいなのか、お導きなのか、きっとこれは神様の啓示なのだと思った。 物事は、その時の状態だけで判断するのではなく長い目で見るんだと。その先から見れば、途中の事象は必然。細かい事を気にせず、正しく進んで行けばきっとそれが報われる。 ありがたや ありがたや |