国際交流館前庭って、どこにあるのでしょう?
宇治にはないような・・・?
4月8日、和菓子体験前、国際交流会館前庭では、世界交流イベントがあり、いろいろなパフォーマンスが行われていました。そこで 私たちは、軽食をとりました。 食事が終わり、コーヒーが飲みたくなって 一番端の屋台で売られていたコーヒーを買いにいきました。私の前に並んでいたのは、ふたりだけなのに なかなか自分の番が回ってこないので 不思議に思って コーヒー店員のすることを じっと見ていると 時間のかかっている理由がよくわかりました。 彼は、その場で豆を挽き、ひとりひとりの客にドリップ式で淹れていました。 イベント会場で これほど丁寧にコーヒーを淹れる店をみたことがなかったので 私は、感心して 店員に話しかけました。「あなたのコーヒーの淹れ方には凄いこだわりを感じます!」 すると 店員は、「これは、師匠からの教えなのです。もし、いい加減な淹れ方をするのなら、出店を許さないと言われています。やるべきことは、きっちりとやっています。」と 真面目な目で答えました。 彼は、今、修行中なのです。 この会話をきっかけとして それまで 黙々と仕事をしていた店員は、息せき切ったように 今淹れている豆の素晴らしさについて 私に語り始めました。日本ではなかなか手に入らないこと。その豆の特徴などです。Tさんが 私があまり遅いので 迎えにきてくれました。 その時に飲んだ 甘くて フルーティなコーヒー豆の名は、コロンビア ピーベリーでした。この日、一緒にこの場にきた コロンビア出身の学生が、目ざとく この店の看板に目を留めて 私たちに勧めてくれたのでした。 私には 初めての味だったけど とても 飲みやすく 美味しい味でした 私が 「美味しい!」というと 彼女は、とても 嬉しそうに にこっと笑いました。自分が褒められたようにうれしかったのだと思います。 ※ Colombia Peaberry・・通常2つある種子の一つが育たないので 強い香りを持つ。コロンビアは、世界第3位のコーヒー生産国です。 |