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2018年07月19日(木) 

 

 

 

>■■「民主主義」は戦後における絶対の善玉

>かくて「民主主義」は絶対の善玉の神として聖域に安置されることになった。

 

金科玉条の内容ですね。

 

>しかし、この「民主主義」には奇妙なことがある。>例えば、イデオロギー的に絶対に相容れることのないはずの自民党と共産党とが各々この「民主主義」の守護神を買って出ていることである。>本来これはおかしいのであるが、絶対の善玉を自己の看板にしない手はないということか。

 

民主主義は、哲学 (非現実) ではありませんからね。古代ギリシャ発祥の処世術 (現実) です。各人の頭の中がどうなっていようと、現実的な争いを収める処理方法を示しています。

 

>ここで考えられることは「民主主義」とは何ら実体を伴わない虚構概念ではなかろうかということである。

 

民主主義は、多数決原理であり、処世術 (現実) です。現実の世の中を変える術策です。

 

>具体的概念であれば、双方のイデオロギーに奉仕することはありえないのではなかろうか。

 

そうですね。筋論で行けばそうですね。だから、’民主主義は最低だ’ と言われているのでしょう。しかし、今のところ、この処世術に勝る政治形態が発見されていないのですから、皆がみながら民主主義に頼ることになるのでしょう。そうすれば、我々は殺し合いを避けることができます。

 

>そのように考えてくると、もう一つ面白い事実を発見する。>それは「民主主義」の精神的支柱である「日本国憲法」の中には、「民主主義」という語句が全く発見できないということである。>この憲法を形容する時は必ず「民主主義」「民主的」といった言葉で飾られているではないか。

>このように考えてくると「民主主義」とは何ら実体のない虚構概念かまたは他の虚構論理の目かくし役でも与えられているものなのではなかろうかという疑問が生ずる。

 

民主主義を採用すれば、敵も味方も殺し合いは防げます。多数決は、我々に殺し合いを避けさせるための処世術ですね。この方法により、我々は革命運動に明け暮れる必要がなくなります。

 

>いずれにせよ、この奇妙な「民主主義」の本質は是非とも明らかにされなければならないだろう。

 

この処世術により、我々は社会的な安定を得るという実利を得ています。大義のために身を捨てるはずの人たちが、名誉を捨てることなく命拾いしています。

 

>次に解明されなければならないのは、この民主主義の絶対の擁護者を自任するマルクス主義の本質であろう。

>マルクス主義即革命という単純なものではない。

>マルクス主義の弊害は空想的な革命運動にあるのではなく、戦後の病巣との関係においてこそ見出されるものである。

 

マルクス主義は、空想ではなく哲学ですね。無哲学・能天気の社会においては、空想的革命運動になるでしょうね。

 

>私は、これら民主主義とマルクス主義がいずれもユダヤ的思考の所産であることを告白し、その虚構性と源流を白日の下にさらし、同時に、我々が第二次大戦終結時の日本人の精神的虚脱状態にあった時をとらえ、巧妙に日本人の頭脳、意識の中へインプリントしてしまった過程を明かし、また、それが我々ユダヤ人の浅はかな錯覚によって引きおこされたものであることをご説明させて頂き、お許しをねがいたいと思うのである。

 

古代ギリシャ発祥の民主主義は、処世術 (現実) ですね。処世術は、日本人の得意な形振り構わず実利を得る手段ですね。マルクス主義は、マルクスの哲学 (非現実) に基づいた主義主張ですね。無哲学・能天気の日本人は、喜ばれないでしょうね。マルクス主義を嫌う人たちは、自由主義者でしょう。欧米人のように個人個人の哲学を持つ国の人たちは個人主義者であって、マルクス既製の哲学の押し付けには当然反対します。スコラ哲学に反旗を翻した時のようなものです。スコラ哲学がマルクスの教えに置き換えられるというのでは困るからです。インド人は、個人の学歴にかかわらず、各人がインド哲学を持っています。ですから、東西対立の折にもインドは第三世界を形成して赤くも青くもなりませんでした。インド人三世界である前世・現世・来世の枠組みは、西洋人の過去・現在・未来の哲学とは構造が違うので、どちらも非現実の内容でありながら、お互いに干渉しあうことはありません。没交渉の状態にあります。しかしながら、インド人の非現実に関する考え方は、アメリカ人の非現実に関する産業活動に役立つので、近年、両国の間に知的な協力関係が生まれています。

 

 

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閲覧数415 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2018/07/19 21:33
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