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2008年01月06日(日) 
福田首相は判りやすい消費者行政を目指すのだそうです。

 赤福問題の関係では消費期限の定義と決定方法、材料の記載順序を決めた意味などが不明です。
農水省は赤福の製造日の偽装を問題にしたようだが、読売新聞の記事では消費期限の偽装となっている。担当記者も判っていないようです。

その後の報道によれば、赤福の場合は製造後10日ほどは問題ないことが確認されているが、メーカーは作りたてを強調したくて、製造後二日の消費期限を決めたようです。したがってもともと消費期限は偽装だったのだが、安全サイドだから問題はないのでしょう。売れ残ったものも実製造日から10日以内なら安全性には問題はないと言えます。夜は冷凍してあった筈だから、10日以上でも安全と言えます。

製造日を解凍日に訂正記入するのは、事実に反するのでダマシと言えるでしょうが、消費期限は訂正されても安全なのだから普通の解釈ではその期限には間違いはない。真実の消費期限はもっと後なのですから。したがって製造日の偽装に対して農水省は改善命令をだしたのでしょうね。消費期限については何も言っていません。赤福は製造日の記載の訂正を止め、材料の記載順を正せばよかったのです。

何を勘違いしたのか三重県知事が無期限営業停止を命令してしまった。問題点を理解しないままに、騙されたと感情にまかせて命令したのでしょう。
他府県からは三重県でなぜこのような厳しい命令を出したのか、不思議がられていたようです。

食品の安全を確保することと、今回のような混乱を避けるためにも、製造日、消費期限などの定義と決め方、消費期限の延長の可否、記載方法などを判りやすく、その記載目的を含めて明らかにするべきです。

閲覧数1,315 カテゴリ日記 コメント7 投稿日時2008/01/06 11:29
公開範囲外部公開
コメント(7)
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  • 2008/01/06 16:53
    本当に改革なら良いのですけどね。
    新たな役職と外郭団体、天下りの受け皿で、中身がない…

    と思ってしまうのは、疑い過ぎでしょうか?
    次項有
  • 2008/01/06 18:12
    鉛筆コッチさん
    【とっちゃん】さん

    具体的には、現在、消費者行政の窓口となっている内閣府の国民生活局を中心に、経済産業省、農林水産省、厚生労働省など各省庁にまたがる機能を集約させることが有力とみられる…とありますが、福田内閣は官僚の圧力には弱いようですから、【とっちゃん】さんの虞が実現する可能性は十分あるでしょうね。

    ただ、私の書き込みの重点は、赤福問題は農水省の規定の判りにくさ、曖昧さが原因の一つと考えているので、それを反省して欲しいということなのですが。
    次項有
  • 2008/01/06 20:12
    役人に「反省」の辞書はなく「遺憾」みたいな意味不明な言葉を用いますね。

    遺憾とは、目下の者どもに反省をにおわせて幕引きに出来る便利な用語です。

    今回も、人気とりの施策で、特に反省や建設的な感じがして来ないのは、総理のリーダーシップのなさでしょうか?
    次項有
  • 2008/01/09 22:47
    イルカさん
    赤福にせよ、京都の饅頭にせよ、消費期限が短いものが多いと思います。しかし、実際にそれを超えたところで腹痛を起こすわけでもない。我々、消費者はカビでもはえない限り食べているわけで。
    コンビニでは期限が過ぎたら、どんどん棚からおろされ廃棄されています。まだ十分に食べられるものなのに。食糧自給率が高いのならいざ知らず、輸入に頼っている国のすることではないと思います。いや、世界全体から見たら、日本人の胃袋を満たすために飢えている人たちも多くいるわけで。こんなことも見直さなければいけないのではないでしょうか?
    次項有
  • 2008/01/10 00:22
    鉛筆コッチさん
    【とっちゃん】さん

    「遺憾」は第三者的な評価という感じがします。

    「反省」は自ら省みることですから自分の事としての把握があります。

    「反省だけなら猿でも出来る」とかのコマーシャルがありましたが、「反省する振りをするだけなら猿でもできる」というべきでしょうね。人間なら後から補償を考えるとか再発防止策をとることが出来ます。
    次項有
  • 2008/01/10 00:38
    鉛筆コッチさん
    イルカさん

    廃棄するのはコストがかかります。ビニール袋に入れてゴミ集配場所に置けばカラスに荒らされて掃除が大変ですし、焼却炉も要ります。腐敗させてメタンガス源とするのは少し進歩です。しかし、イルカさんのおっしゃるように人様の食料品なのですから、牛馬糞と同じ扱いにするのはモッタイナイ。

    私は第二消費期限を設定するべきだと考えます。
    致死量LD50という言葉があります。半分の人が死ぬ量です。毒などに使います。それに習って、半分位の人が下痢する可能性がある保存期限を表示し、第一消費期限を過ぎたものは価格を下げて売るわけです。

    自分のおなかに自信のある人は第二消費期限にまで若干余裕があるならそれを購入すればエンゲル係数を下げられる訳です。
    次項有
  • 2008/01/10 22:34
    イルカさん
    LD50って、食品添加物などを許可するときにも用いる概念ですね。
    それを、実際の食品に応用するのはユニークな発想だと思います。
    そこまでいかなくても実際、現状では下痢をする人もいないと思います。そんな全く安全な状態で廃棄されているわけで。一方では、高齢者の万引きが増えている。少ない年金で毎日の食糧さえ確保できない状態なんですよね。テレビで見ていて胸が痛みます。
    豊かだった日本は、ここ数年でとても貧富の差が大きくなりました。
    ずいぶん昔、ホームレスの方にお金を手渡して、ものすごく怒られたことがあります。彼らはルンペンではなく、誇りあるホームレスでした。
    ところが最近は缶を置いた、まさしくルンペンの人が増えています。
    高齢者の貧しい人を見ると心が痛みます。
    次項有
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