本当に改革なら良いのですけどね。
新たな役職と外郭団体、天下りの受け皿で、中身がない…
と思ってしまうのは、疑い過ぎでしょうか?
福田首相は判りやすい消費者行政を目指すのだそうです。 赤福問題の関係では消費期限の定義と決定方法、材料の記載順序を決めた意味などが不明です。 農水省は赤福の製造日の偽装を問題にしたようだが、読売新聞の記事では消費期限の偽装となっている。担当記者も判っていないようです。 その後の報道によれば、赤福の場合は製造後10日ほどは問題ないことが確認されているが、メーカーは作りたてを強調したくて、製造後二日の消費期限を決めたようです。したがってもともと消費期限は偽装だったのだが、安全サイドだから問題はないのでしょう。売れ残ったものも実製造日から10日以内なら安全性には問題はないと言えます。夜は冷凍してあった筈だから、10日以上でも安全と言えます。 製造日を解凍日に訂正記入するのは、事実に反するのでダマシと言えるでしょうが、消費期限は訂正されても安全なのだから普通の解釈ではその期限には間違いはない。真実の消費期限はもっと後なのですから。したがって製造日の偽装に対して農水省は改善命令をだしたのでしょうね。消費期限については何も言っていません。赤福は製造日の記載の訂正を止め、材料の記載順を正せばよかったのです。 何を勘違いしたのか三重県知事が無期限営業停止を命令してしまった。問題点を理解しないままに、騙されたと感情にまかせて命令したのでしょう。 他府県からは三重県でなぜこのような厳しい命令を出したのか、不思議がられていたようです。 食品の安全を確保することと、今回のような混乱を避けるためにも、製造日、消費期限などの定義と決め方、消費期限の延長の可否、記載方法などを判りやすく、その記載目的を含めて明らかにするべきです。 |