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牛肉食べてぴったり産地あてられる人なんているんですかねえ。
途中で(有名産地)へお引っ越ししてからお肉になるケースもあるんですよねえ。
お肉まで「お血筋かお育ちか」なんて…
日本は法治国家ですから、不正競争防止法違反(誤認惹起<じゃっき>表示)の罪に問われたのは当然と思われる。 しかし裁判官の「食の安全に対する信頼を揺るがせ、飛騨牛のブランドイメージの低下で同業者にも多大の悪影響を与えた」は不可解。 ニュースを読んだ記憶の範囲では、安全性との関係はなかった筈。 また道理で飛騨牛にしては味がよくなかったとの話しや、飛騨牛の売れ行きが落ちた…との話しも聞かない(偽装ニュースが広まってからは対象となった贈答用は少し落ち込んだようだがこれはマスコミの所為)。 ニュースにはならなくても、販売量の低下のデータや、ブランドイメージ低下のデータを検察庁が提示したとも聞かない。単なるムードで判決書を書いた印象。 この判決理由により裁判への私の信頼性は揺るぎました。ただし新聞記事が正しいとの前提であって、その記事の信頼性も高いとは言えないが…。 私は被害者のない詐欺事件だったと推測しています(食った人は贈答用として貰ったのですから損はない。贈った人へのイメージも悪くはならない。一般には食っても判らない程の差しかない)。 船場吉兆が宮崎牛だか佐賀牛だかを但馬牛と偽っていた事件、宮崎県が吉兆に但馬牛よりも宮崎牛の方が旨い…と言ってクレームをつけたそうだが、この時も被害者がいない。 吉兆は知名度の高い但馬牛の名で客を呼び寄せて儲けたが、宮崎牛も佐賀牛も但馬牛並みかそれ以上に旨い(なにしろ吉兆のお墨付き)ことが世に知られることになって、得したわけです。客を騙して利益を上げたので罰を受けるでしょうが、客も但馬牛と思いこんでもっと旨いものを食った訳だし、これも損をした人、被害者がいない事件でした。 |