コッチさん
ご立派な人生航路です。
しかも今が楽しいとは、最高ですね。
日記を拝見して、よく生きる方法を学ばせてもらいます。
中学校の卒業60周年同窓会に行ってきました。約50名が参加。懐かしいひととき。恩師も一人。文集を出すとかで、昔の思い出や人生に対する想いなどを出せ…とのこと。 私は格別の想いや思い出もないので、既に喋ったり書いたりた下記の文を出しました。 何故かお茶っ人では、固有名詞は頭隠して尻隠さず…程度に隠して記載する習慣になっているようです。格別誰かの悪口を書くのでなければ、全く無意味な行為と私は思っていますが、想定外のこともあるかも知れない…と一応隠しました。私は暗証番号などを除けば、通常の個人情報はオープンにしているのですが、趣旨に反して…。 【卒業後の経過報告】 自分の評価では、私は格別変わった人生を歩いていないし、ものの考え方も中庸(やや右寄りか)と思っており、特に想い入れもないのでそれを書いても面白くもなさそう。そこで単純に標題の如くにしました。 過去;6年間の大学生活の後、TYBで24歳から42歳まで、NKでそれ以来仕事をしています。退職金は55歳で受け取り、60歳の定年時に乞われて嘱託、62歳から65歳まではシニア社員、それ以後はIIテクノサービスとの屋号で業務委託、73歳から出社日を減らして週に2~3日、NKに通って老害を撒いています。はた迷惑だろうが、自分にはボケ防止。 専門;品質管理、品質工学、特許、炭素繊維(米国と韓国に技術売り)、カーボンナノチューブ、プロミックス繊維(シノン)、膜型人工肺(製品化までほぼ完了したが、都合で商品化せず)。血液透析や人工膵臓も横の方から少しかじりました。 健康;積年の喫煙の習慣の所為で肺気腫。我が家の二階に上がっても息が弾むようになり、63歳で禁煙。65歳で直腸ガン手術。71歳で肺ガン手術。メタボ気配なし。医者は肺気腫は治療しても回復はあり得ず、進行を遅らせるだけ…と云っていましたが、肺はだめでも周囲の呼吸様の筋肉を鍛えようといじめている内に、最初よりは息きが楽になっています。まさか…と云っていた医者も検査結果を不思議がっていました。 趣味; ○登山;かっては正月は南アルプスのどこかで過ごす習慣だったが、呼吸機能低下のため、もうほとんど登れません。目下リハビリ中だがハテサテ。あこがれの5000米級の山の可能性は限りなくゼロ。青蔵鉄道を使うならエベレストのベースキャンプまでは問題ないが、漢族に抑圧されたチベットの人たちを見るに忍びない。 ○ 音楽;42歳まではコーラスをやっていましたが、今は聴くのみ。今年LPプレヤーを買い直し、CDよりは専らLPを聴き直しています。16世紀音楽からジャズまで。昔はポピュラーソングだとして敬遠していたベートーベンやモーツアルトも結構聴くようになっています。 ○写真; 専ら風景写真。最近は雪のある風景に凝っており、二つの会社で共に働いた4人の仲間と毎年作品展を始めました。山に登れないのは致命傷。車やロープウエーで雪を見に行きます。今年は3回目。そろそろデジカメの購入も検討しようかと思っています。 ○家族; 中学二年から生後半年までの孫六人。鳩山政権は国債発行額をさらに増やしそうな気配で、孫達につけが残りそうで彼らの将来を心配しています。 ○先行き; ある推測方法『日経サイエンス Vol.36 No.5 43頁 (2006)』によれば私の寿命は84歳。遊ぶことが多くてもう少し生きたいので、評価項目の各々についての生活パターンの変更を検討しています。よく山に行っていた頃は死ぬことは格別どうってことはなかったのに、今はその間際になったら「まだ死にたくないよ~~」と喚くのではないかと気にしています。今が楽しいからなのでしょうね。 |