11日の日経朝刊記事
甲府市丸の内1丁目の舞鶴城公園の堀で、甲羅に「カメデス」と落書きされたカメ(体長約30センチ)が見つかったことが10日、分かった。公園を管理する山梨県によると、カメが見つかったのは公園南側の掘。白いフェルトペンのようなもので落書きされていた。県の担当者は「2、3週間前から目撃情報があった。早く消してあげたい」としている。カメを見たという同県笛吹市の無職女性(67)は「カメは迷惑だろう。生き物にいたずらするなんて」と話した。
この記事を読んで気になりました。落書きされカメは迷惑がる?
落書きのために異性が近づかなくなったりすれば、間接的には迷惑だろうが、自分では甲羅の落書きは多分見えないだろう。迷惑がるのはそれを見た人間の一部か、管理人だけだろうと推測します。落書きを書いている最中は兎も角、その後もカメは本当に迷惑がるかしら?
動物を擬人化して同情することは間違いが多い。この落書きは「スッポンではない」と書いてあるのと同等だから、間違えられて食べられることがない…という利益を得ています。
この記事のテーマは何だろう。
こんなイタズラは止めましょうと言うことか。社寺仏閣の壁にバカな落書きをする人が増えている…と聞いた。
それともカメが迷惑がるなんてバカなことを言う人がいるということか。記事に後者の意図が見えれば日経は名誉毀損で訴えられる可能性があるから前者が正解だろう。しかし私には後者に読めて腹が立った。
朝食を取りながら家内にその旨を言ったら、また始まった…という顔をして返事しなかった。
このようなどうだっていい記事に一々腹を立てている私って老人性潔癖症か老人性癇癪持に罹ったのでしょうかね。