若い頃に高速道路を時速120キロで走ったことを歳をとってから思いだすと恥ずかしい?(ある人の日記から) 高齢者がスピードオーバーで車を走らせるのははしたない? 普通はそうなのでしょうね。しかし、私はそう思う気持ちを抑えつけています。 私にはゆっくり走ることは危険なのです。私は緊張感が消えてると睡魔に襲われます。 勿論、自分や他人を危険に曝したくはないので、危険速度までは出さない積もりですが、危険速度に近づかないと緊張感を喪失します。これまでスピード出し過ぎによる事故は起こしたことはないので、危険速度は出していないものと考えています。もっとも事故は起こすまでは安全範囲…起こせばそこからがは危険範囲に変わる…という言葉がありますから注意は必要ですが。 数年前に北海道のオロロン街道を走りました。広い道幅で多くのカーブもゆったりとした曲線であり、対向車さえめったに来ない。気が付けば100キロを大分越えている。よくネズミ取りをやっている…と聞いていたので、60キロを守ろうとしましたがそうすると猛烈に瞼が重くなる、これは危ない。そこで いつも私がスピードを出しすぎる…と文句を言っている家内と運転を交代しました。ウトウトからふと目覚めると家内はまじめくさってハンドルをにぎっていますが、メーターを見ると80キロを越えている。おかしくなりました。 昼間に眠くならないように、規則正しい生活をしろ? 私は規則正しく睡眠不足です。夜に寝るのは長くて五時間、短くて三時間、平均は四時間程です。不足分は昼間の適当な時間のうたた寝でカバーしています。この生活の乱れが恥ずかしい? やりたいことをやっていて、興に乗ったら徹夜も辞さない(それが見かけたTVが面白くて消せないだけのことであっても)生活パターンこそが活力を維持し、老人ぼけの予防になる…と考えています。 何かというと健康のためには規則正しい生活と長い睡眠時間を、肉をこれこれ野菜をしかじか…。 反撥を覚えるだけで守る気は全くありませんが、おかげでメタボの気配なしです。呼吸機能に障害があるので健康とは云えないかもしれませんが。運動不足がよくないことは重々に理解しており、これは十分にやっている積もりです。 話しを元に戻して走行速度に関し… 70才を越えて居座っていた我が上司。アメリカのマンモス企業のトップとも机を叩いて喧嘩をしてくる位に元気なツワモノでしたが、日ごろ真っ赤なクルーズコントロール付きフェアレディーで走っていました。これが付いていれば若い連中が追い越して行っても気にならん…のですと。それにしては時々捕まっているようなので、設定が制限速度より高くしているのかしら…と思っていました。 会社の若い人があるとき東名を走っていたら、見慣れたフェアレディーが追い越して行ったそうです。彼も追い越し車線に出てフェアレディーを追い掛けましたが130キロくらいまで出したのでは到底追いつけませんでした…とか云ってました。クルーズコントロールはあまり使っていなかったのかもしれませんね。逆にスピードが落ちないように使っていたかな、150キロ位に設定して。 私もこのような元気な爺さんでいたいな…と思っていました。 とっくにリタイアして小田原に住んでいるその上司、年寄りの習癖で朝早く目覚めてしまった彼はいつもの如く薄暗い箱根を駆け上って行きましたが、途中、ガードレールを突き破って車の前半分を崖から乗り出させてしまい、子供さん達から車を取り上げられてしまった…とか。 こうなるとヤッパシ恥ずかしいですね。 気を付けようっと。 |