登山と云うよりは雪中ハイキングと云うべきか。50年近く昔のお話です。3月に結婚した我が夫婦、GWに西穂高と長壁山に行きました。 家内は表銀座へは学生時代に行ったようだが、スキー以外に行くことの無かった雪山を一度味わってほしかった。 第一日目は上高地泊。林の中以外には雪はほとんどなかったような記憶。翌朝西穂独標を目指しました。 西穂山荘への登り。 雪の中を遊びながら登ります。 西穂山荘の前で。 この時は新穂高ロープウエーは開設されていなかった。山荘は今は通年営業ですが当時はどうだったか。我々が行ったGWには営業されている気配。 焼岳、乗鞍方面 六百山、霞沢岳方面 西穂独標にて。 当時撮ったカラー写真カビだらけ 下山後、梓川を遡って徳沢園泊まり。超満員だった記憶。翌日は雪で停滞。 唐沢から下ってきたアトさんと遭ったのはこの停滞時だったような記憶。もっと前だったかな。 翌々日長壁山を往復しました。 徳沢園にて 蝶が岳まで行きたかったが、私はもう行っているし今回は時間がない。 明神岳 明神岳を背景に。 下りに家内が足を滑らして尻餅をついたまま滑降。林の中でしたので危険はありませんでしたが、帰宅後妊娠していることが判りました。それを聞いたときはヒヤリしました。 明神小屋に泊まり。翌日山科へ帰宅。 考えてみれば、一緒に雪山に登ったのはこの時だけだったかも知れない。 登山ではないが春の尾瀬で、雪のある沼山峠や白砂峠を歩いている。何よりも冬の大雪山旭岳は何度も行っている(但しロープウエーで。姿見駅から何十歩かは歩いている)。 40数年後に旭岳を背にして。