支持率もアンケートも誘導できますから
期待する答えに誘導する聞き方で問うと結果は思い通り
こんなの真に受けるのは、アカンと思いますけどね
2030年時点の原発依存率をどうするかの聴聞会。これで世論の判断材料の一つにしたいそうだ。 意見開示希望者を募り、抽選で発表者を決めたようです。このような方法で調べて世論が反映出来ている…とは私には思えない。 発言を希望するのは強い意見を持っている人達だ。強力な反原発派か原発関係者だ。世の中の意見の比率を反映するとは思えない。原発関係者があからさまに意見を述べる機会は与えられていないから、今回あったように関係者が個人として手を挙げるかどうかだ。そうすれば今回もそうだったように批判されることは目に見えているから関係者が出てくることは少ないだろう。したがって原発依存率ゼロ意見が多くなることは目に見えている。 私の推測では、多くの人は原発は何となく怖いから出来るなら止めて欲しい…との意見、もしくは原発事故は怖いが使える電気が減ったり値上げしたりするのも困るしなあ…という程度だろう。自分の意見を人前で開示するだけの積極性と説得性は持っていない。 手を挙げないこのような人達を含めて回答率100%で意見を聞き出してこそ世論調査だ。 7割が原発ゼロ意見だったようだ。あの方法ではゼロ選択が半数を越えることは初めから見えている。 さて、この結果を政府はどう生かす積もりだろう。この数字が世論を反映しているとみて方向を決めるのかしら。 |