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2010年02月23日(火) 
  ウインタースポーツとは無関係です。室内暖房の話しです。風邪引き老人冬の旅です。

  何年か前の2月に初めて冬の北海道に行ったとき、新千歳空港でスープカレーかラーメンで昼食にしようと家内と云っていたのですが、空港建物の中は暖房が効いいていて暑く、飲食店街をうろうろしている内に汗だく! サンドイッチと氷入りミルクでやっと凌ぎました。

  レンタカーで雪道を滑ってハンドルを取られたりしながら支笏湖を経由して予約してあった札幌のホテルグラビーサッポロのたどり着き、一休みの後筋向かいにあるサッポロファクトリーへ地下道経由で行きました。ビヤホールに入って注文を待っていると、ここも暑くて汗が出始めました。勿論上着は脱いでいますが、下着とシャツは冬用。シヤツを脱いで下着姿になる訳にも行かず、忍耐のディナー。周りを見れば皆さん半袖とか薄いシャツなどを着用。要するに夏姿の上に温かい外衣を着用し、それを脱げば夏姿になるのが慣習のようです。

 暑いせいか家内は少しのビールで酔って歩きづらい…とのことで、私と手を組んで部屋に帰りました。


 本州でも、夏に新幹線の乗るときは寒い冷房対策のために、そうでなければ不要な上着を手に持っていったり、真冬の北陸線の特急の暖房に耐えるために、下着を薄ものに変更し、その代わりに屋外用にチョッキやセーターを余分に着ていったり、過剰サービスに不満たらたらでした。北海道では冬でも夏姿で居れる暖房が普通になっているようです。

さあて本題。

 今年は何回目かの冬の北海道。ただし今回は風邪で鼻づまりで喉が痛い。暖房により寝汗でビショビショになり、無意識の布団をはねのけていれば冷えて鼻づまりがひどくなる。息が苦しく口で息をすると喉仏が乾いてヒリヒリ。


 下着も日常よりは薄いものに替え、キルティングジャンパーも50年程前に買った、多分ポリエステル綿入りのを止めて、湿気で発熱する材料を入れたダウウンジャケットをバーゲンで新調。厚手のアクリル繊維の下着(かっての「らくだ」のシャツとももひき風)を旭岳に登る時にのみ使用しました。

  暖房対策は、ファンヒータなどが置いてあるペンションは兎も角、全館空調のホテルや旅館では可能であれば部屋の空調を止め、時々窓を開けて冷気を導入。乾燥による喉対策として、部屋のバスのお湯を使用後も溜めておきドアを開けっ放しにして換気スイッチをオフにしておくことで、室内の湿度を確保。

   旭岳温泉でそれをやったら、窓が凝集した水蒸気でべったり濡れて、凍り付き、空けるのに二人がかりでした。

   19日14時過ぎのロープウエーで旭岳姿見駅へ。麓駅では上はマイナス13℃と表示されていましたが、風邪が吹いて体感温度はマイナス20℃近く。完全に雲のなかで時々吹雪き、頂上は顔を出さず。夕刻と共に冷えていきました。ロープウエーの下りの最終の16時まで粘りましたがついにご尊顔を拝し得ず、泣く泣くなく下りました。今回も120人乗りとかのロープウエーで最終の下りに乗ったのは我が夫婦二人っきりでした。

   シンシンと一晩降った翌日は上に登ったら晴れてタップリのご拝謁を得ました。

   対策のおかげで風邪は治りはしないがひどくもならずに帰宅致しました。
 
      
    早朝の旭岳。 着ぶくれ老人と。

閲覧数1,195 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2010/02/23 22:33
公開範囲外部公開
コメント(4)
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  • 2010/02/24 08:52
    おはようございます

    率直に言ってエネルギーの無駄使いそのものですね。
    北海道は寒く、暖房費が高くつくので何らかの形で
    燃料費が優遇されていると昔聞いた記憶があります。

    北海道から京都に来た人はこちらの方が寒いと
    言ってました。

    私の部屋は冷暖房が無く、重ね着対応で凌いで
    いますが、最初に降参するのはワンコです。
    冬はコタツ、夏は冷房の入った部屋から出てきません。

    人も動物も過剰な快適性を見直すべきだと、言いながら
    やせ我慢とのそしりを受けています。

    愚痴になってしまいました。

    本題に戻って、撮影機材持参だったようで、バックの
    山と空も綺麗ですね。

     
    次項有
  • 2010/02/24 14:49
    旭岳は素晴らしい姿を見せてくれたのですね。

    今は池も見えないし平面ですが、スノーシューで歩いておられる人を時々見ます(ライブカメラで~)
    スキーが出来る人なら噴火口まですぐに着きそうな感じがしますね(笑)

    お風邪がひどくならずに帰ってこられてよかったですね。

    着膨れの関西人には、ホテルの暖房が耐えられないかも~と思いつつ、日記を楽しませていただきました。
    今日は着膨れなくても暑い宇治です(昨日の18℃を越すかな?)
    次項有
  • 2010/02/24 23:07
    鉛筆コッチさん
    岬のカブさん こんばんは

    >私の部屋は冷暖房が無く
        スゴイですね。まだ鍛錬中ですか。
     私はとっくの昔に我慢大会から脱落です。
     耐えながら健康で居られればベストでしょうが、それが出来ないときは却って不経済…と理屈を付けて…。

    写真は家内がデジカメで撮ったものです。私はポジフィルムを使っていますので、画像確認は来週になりそうです。

    旅の楽しみは、計画と、旅そのもと、後で記録を眺めるのとの三つが有りますね。今回は記録の点からは大雪山に行った朝以外は恵まれない旅でした。カブさんのスケッチなら天候に関係なくデフォルメ可能でしょうが…、私は残念ながら…。
    次項有
  • 2010/02/24 23:29
    鉛筆コッチさん
    よっちゃんさん こんばんは

      姿見駅から姿見池まで、なだらかではありますが、全体的にはゆったりした上り坂です。我々もシュパッツとアイゼンは持っていきましたか、踏むときしむような新雪はかなり労力が要りそうでした。呼吸機能に障害のある私には大変なようですし、当日(土曜日)は札幌にいる坊主から早めに来い…との注文で、あまりゆっくりも出来ませんでした。

    私は輪かんじきはもうとっくの昔に捨ててしまいました(MIYUさんには室内装飾に使えるのに…と云われましたが)が、スノシューは何年か前の2月に日光の戦場ヶ原で土産物店で借りて歩いたことがあります。快適でした。

    一度、連泊の計画でゆっくり姿見池の方まで行ってみたいです。

    こちらも今日は温かいですが、時々咳き込んでいます。明日でひいてから三週間目に入ります。長期戦になりそうです。苦痛はないので治らなくても支障はありませんが…。
    次項有
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