いやー、全く知りませんでした。
3月25日、密かに開店1周年を迎える、
手打蕎麦処「こと」
初めて、訪問しました。
桜並木で有名な、城南荘住宅地の中に、ひっそりとたたずむこのお店。
お向かいの、おすし屋さんは知っていたのですが。
うさきょんさん、おおきに。
清楚な店内に、靴を脱いで、上がります。
座卓が、3つ。
一組、お客さんがおられました。
まず、さすがお茶処宇治の、お蕎麦屋さんです。
お抹茶が、振舞われました。
メニューも、色々ありましたが、
「とろろそば」800円と、おにぎりセット250円(ランチは200円)
を、注文。
ぶっかけではなく、
別々になっています。
たっぷりの「とろろ」に、生みたて生卵が付きます。
薬味は、葱と、わさび。
まずは、麺をためします。
しっかりとした、お蕎麦です。
次は、汁につけて、一口。
旨い!
ほのかな、甘味とそばの旨みが、口に広がります。
しっかりとした、噛み応えのある手打ち蕎麦の旨みです。
葱を投入。
いい感じです。
ここで、とろろをたっぷりと、漬け汁に。
いやあ、のど越しが良くなります。
さて、ご自慢の、生みたて卵を割りいれて・・・。
しっかりとした、黄身の味が濃い、良い卵です。
しかし、これはいけません。
麺の風味、出汁の味が、完全に消えています。
もったいない。
いい素材同士が、打ち消しあう事もあるのですね。
そこは別に、お出汁をいただきまして、美味しく麺完食です。
おにぎりセットは、大きな麦ごはんの、海苔巻き。
ここにもこだわりを感じます。
塩加減も丁度良く、美味しいです。
これに、おかず、2品が付きます。
今回は、ほうれん草のおひたしと、ごぼうの、味噌和え。
ごぼうは、もう少し味が薄い方が合うようなきがしますが、美味しくいただきました。
ボリュームもあり、御得感がありますね。
聞けば、国産十割用蕎麦粉を用いて、二八蕎麦に仕上げているそうです。
こんなところに、きちんと仕事をされている、いい店があるものだと、思いました。
皆さんも、一度てみられてはいかがでしょうか?
そうそう、駐車場がありません。
宇治散策の折、ハイキングがてらにお出かけください。
次回は、「ざる」か、「おろし」か、「天ざる」か?
悩むところです。