酬恩庵 一休寺(京都府京田辺市)
2020年08月19日 09:02
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境内を散策途中、思わず小さな橋の手前で立ちすくんでしまった。傍らに、「このはし渡れません」という立て札があったからです。
「う~んと思案....そうか、とんちの一休さんだ」と童心に帰り、橋の端を避け真ん中を渡りました。 酬恩庵 一休寺は、毎年お盆の8月15日と16日に、「観音三十三身図」の掛け軸が方丈に全幅展示公開される」というので、急ぎお参りした。 三十三の姿に変えられた観音様が極彩色で描かれている掛け軸を一つひとつ拝観させて頂き心の安らぎをうる事ができました。 まさくん 以下は、一休寺のホームページから転載。 ―・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- 当時の元の名は妙勝寺であって、鎌倉時代、臨済宗の高僧大應国師(南浦紹明)が中国の虚堂和尚に禅を学び、帰朝後禅の道場をここに建てたのが始めである。然るにその後、元弘の戦火にかかり復興もならずにいたものを、六代の法孫に当たる一休禅師が康正年中(1455〜6年)、宗祖の遺風を慕って堂宇を再興し、師恩にむくいる意味で「酬恩庵」と命名した。禅師はここで後半の生涯を送り八十一歳で大徳寺住職となった時もこの寺から通われたのであり、文明13年(1481年)11月21日八十八歳の高齢を以って当寺において示寂され遺骨は当所に葬られたのである。このように禅師が晩年を過ごされたことにより「一休寺」の通称が知られるに至ったのである。 〒610-0341 京都府京田辺市薪里ノ内102 電話:0774-62-0193 拝観時間 9:00~17:00 |