旧山田家住宅 <久御山町東一口(ひがしいもあらい)>
2022年01月12日 08:26
|
山田家は本山田と呼ばれ、江戸時代には御牧郷(みまごう)13カ村をまとめる大庄屋で、巨椋池や淀川の漁業者の代表者でした。苗字帯刀も許されていたそうで、主屋入り口の天井には籠がつるされています。
屋敷のすぐ目の前に巨椋池(通称大池)があったことから洪水対策として切石を積んで長屋門が建ち、長屋門の高さは低くして主屋や庭の亀石から巨椋池やその奥の比叡山などの景色を眺められるつくりになっています。 巨椋池は国営の干拓事業で今は大池神社や農地、京滋バイパスも見えてすっかり姿を変えました。 平成22年に長屋門・長塀・主屋が国の登録有形文化財に登録され、平成25年8月に久御山町へ寄贈。 修復工事のあと、平成29年度から一般公開されています。 公開日:毎月 第1木曜日、第2土曜日、第3日曜日 公開時間:午前9時から正午 入館料:200円 http://www.town.kumiyama.lg.jp/contents_detail.php?…frmId=1264 |