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宇治市民絵画苑の「京都美術倶楽部」
「京都美術倶楽部」の書込一覧です。
京都美術倶楽部
【閲覧数】1,102
2012年05月02日 11:18
 京都美術倶楽部と言う建物がある。東山通り知恩院バス停から西へ(新門前通り)入ったすぐのところだ。生絵からして何かの殿堂といった感じで敷居の高いものを感じていた。ところがひょんなことで何度か中に入ったことがある。
 ここでは時折、絵画展が催される。ほぼ同じ内容なので今年のものを参考に記すと、日本画・洋画の御高所・中堅が網羅、人気者も外さない。大きさは20号前後、小品では無い、それ故手を抜いたものは無く見応えがある。しかも東京・大阪・名古屋・金沢を巡回、名称も「第12回伝統からの創造、21世紀展」と立派である。
 けれども変なのはここから、会期は三日しかない、東京は少し長いが一週間無い。会場は畳の大広間、赤い絨毯が敷いてあり、靴を脱いで上がる。下足番がいて、汚いズック靴でも預けさせられる。しかし、畳に絨毯の上で力作を見られるとなるとそれはそれで心地よい。座り込んで見ることも出来る。
 今回他のトピックでも書いた鉄斎堂へ入った折に、はすかいにある倶楽部の催しに偶然気がついた。会期はもう今日まで、見るのは諦めて貰うしか無い?
 実は東京美術倶楽部も入ったことがある、周囲と比べて立派な建物というわけでも無かったので気楽に入れた。絵画展では無く美術工芸品展だった。私達は美術=絵画として思い込んでいるけど違うんだナーと気がつく。テレビの“何でも鑑定団”のジャンルの方が美術のジャンルになんだと気がつかされる。この展示の主催者も五都美術商連合会、美術倶楽部は美術商倶楽部なんだ。骨董や軸の交換会の映像は確かに畳の上。絵画は額装も増えて画廊形態が増えてるけど美術全体の市場はまだそうじゃないんだと分かる。変に納得した一日だった。絵は良かったですよ。
 鉄斎堂の若いスタッフさんの話「絵が全く売れないのでものすごく下がってます」。確かに名前の通った人のでも一桁から10万円台のものまであった。お金があったらどうしようと悩むところだった。貧しきものは幸いなり(しゃれです、誤用と怒らないで)。

 京都美術倶楽部の21世紀展は今日5/2まで。
 斜め向かいの鉄斎堂近代絵画作品展は5/5まで。三階に値落ち品が多かった。

書き込み数は2件です。
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Re: 京都美術倶楽部
【返信元】 京都美術倶楽部
2012年05月03日 08:34
 昨日クロッキー回があって、元画商の方がおられたので倶楽部のことを聞いてみました。倶楽部のことはあまり分からないがスゴイ(売れ筋)作品の展覧会をちらちらとやるのは知っているという程度でした。昨日まで東京で行けなかったのを残念そうにされてました。
Re: 京都美術倶楽部
【返信元】 京都美術倶楽部
2012年05月02日 12:32
へえ~。
あの辺りはどこも敷居が高くて私の短い足では越えられないと思っていたのですが、肥えてても入れそうですか?
キリギリスさんの書き込みはしばしば誤変換?があり解釈に想像がいります。たとえば生絵は名まえでしょうか?
エゴ~の駄洒落も似たようなものかなと思ってますが。
初めて入る画廊もその雰囲気では多少緊張感を感じるときもあります。
新門前あたりは昔はカネモチの外人観光客がお客さんというイメージをもっていて、そのせいか殆ど行った記憶がありません。
心貧しき者は幸いなり・・・?懐貧しき者も幸いなり?カンシャクモチも幸いなり?・・・ならば一度行ってみようと思います。
次回そのような催しのあるときに。また教えてください。