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宇治市民絵画苑の「美術館」
「美術館」の書込一覧です。
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美術館
【閲覧数】1,302
2006年11月07日 11:25
見てきた、或いは行ってみたい美術館など。話が跳んでも良いと思います。

書き込み数は11件です。
[ 日付順 ] [ 投稿者順 ]
Re: 美術館
【返信元】 美術館
2007年02月07日 08:02
 絵は財産としてどこかへ引き取られていくんですかねー。それとも世の中に有る絵(大事にされる絵)のかずの総数は一定で、新しく生まれる絵の数だけ消える絵も有るんでしょうか。
 美術館がつぶれる夕張市も美術館の無い宇治市もどちらもやるせないですねー。宇治市が健全だとしてもいびつな健全さなんですね。

 それで思い出しました。美術館は無くてもギャラリーは有るはず、宇治で見れるギャラリーの情報を披露トピックを立てます。
Re: 美術館
【返信元】 美術館
2007年02月06日 12:41
夕張炭鉱画家の遺志
(日経5日文化欄)
3月いっぱいで夕張市美術館が閉鎖になるそうです
絵画だけで700点の収蔵があるそうですが
4月からは電気もとめられ、さぞシバレルだろうに
宇治市は美術館ないだけに、健全なのかな?
Re: 美術館
【返信元】 美術館
2007年01月17日 22:18
 失礼しました。札所=八十八カ所というのは錯覚なんですね。
 イベントで案内している二つの水彩個展、今日見てきましたが素敵な展覧会でした。近くを通られたら見るのはお得です。
 足立美術館、私の好きな作家が少ないというだけで、立派な美術館と言うのはその通りですよ。

 最近のスケッチ、ここでも紹介してくださいよ。
Re: 美術館
【返信元】 美術館
2007年01月17日 22:13
足立美術館は大観の絵が沢山あると聞いてましたが遠いので余程のことが無いと行かないでしょうね。
大観の絵では「屈原」が好きで、この絵で屈原の存在を知り、絵描く事の想いの深さを知った絵です。栖鳳の絵では「斑猫」を描いたいきさつで、八百屋さん?の愛猫に一目で惚れて無理をいって手に入れ描いた、との話しが面白く絵を描きたいわがままの極みかなと。
大観は「絵を描くには写生をするな」と言い栖鳳は「絵を描くには写生をせよ」と言ったとのこと、話は正反対ですが意味は同じで「絵と写生は違う」かなと理解してます。

今日柴崎さんと藤田さんの個展をはしごしました。良かったですよ、自然の風景に対する想いの深さ、空気、時間、温度が感じられ、人を優しくさせてくれます、ぜひぜひ観にいって下さい。
Re: 美術館
【返信元】 美術館
2007年01月17日 22:07
八十路男杉です
足立美術館をコピーしてゆっくり読みます、
私へのコメント八十八所でなくて、秩父の札所です、
水彩画は難しいですね、最近のスケッチは最悪です。
Re: 美術館
【返信元】 美術館
2007年01月17日 02:06
足立美術館 島根県安来市

 日本一入場料が高いとも言われている足立美術館。出来た時から豪華な内容で有名でしたね。直ぐにこの地域のツアーにも組み込まれて、人気のある美術館です。ここも山陰線の沿線なんですが、少し奥まったところにあるのでなかなか行けませんでした。なにせ出雲地方は古代史ファンにとては宝の宝庫、行きたいところは山ほどあるのでつい後回しになります。安来市には和鋼博物館(鉄は古代史では結構話題になんるんです。古墳に鉄の塊が副葬されてるんですよ)があるので、それを訪ねるついでに寄って来ました。でもさすがに途中下車だけではしんどくて、足立美術館に一泊することになりました。
 足立美術館に一泊というのは冗談ですが、実際に足立美術館は鷺ノ湯温泉という所にあるのです。もの凄く広い駐車場とごっつい美術館の直ぐ脇に温泉の旅館が2・3軒あるだけなんです。だから美術館付属宿泊施設の様な感じです。でも由緒はあるし、安来節の本場です。
 
 中身はとても個人美術館とは思えない位立派で、絵画室は公立美術館並み、陶磁器や漆器・蒔絵類は和風の大邸宅と言った風情の展示場、そして祖とは日本一と言われる和風庭園、入場料に恥じない豪華さです。
 収蔵品の目玉は、絵画の横山大観、陶芸の北大路魯山人です。その作品も充実している・・・用です。ここで問題発生。私は横山大観が分からないし好きでないのです。巻物の「生々流転」は割と好きですがそれ以外は全く駄目なんです。ありがたみも沸かない。「東の大観、西の栖鳳」と称された竹内栖鳳も苦手です。スケッチなんか上手だなーと思うんですが、本絵は良い絵という気がしない。上手だからいい絵が描ける訳でない典型のように思ってるんです。この辺アマチョアの贅沢ですね。
 魯山人もそう分かりません。「美味しんぼ」の海原雄山のモデルだから凄いんだと言い聞かせてるんですが、写真は落語家みたいだし。
 そういう訳で、個人的な好みでいくと、余り好きな美術館とは言えないんです。ゴメンなさい。
 
 魯山人と言えば祇園石段下、四条通りの何必館・京都現代美術館(かひつかん)に魯山人室があり、これぐらいが私には良いです。ここには他に村上華岳室、山口薫室があります。私はここで見て山口薫を知り、好きになりました。分かるというのでは無いですがいいですよ。あと一階の一般陳列室には香月泰男の絵が一枚あります。シベリアシリーズのマチエールでふるさとの山を描いた作品です。
 この美術館の事が出ると永井荷風を思い出してしまいます。私はついナガイニフウと言ってしまうんです。何必館はカヒツカンで抵抗無いんですが、最初の刷り込みなんでしょうね。ついニフウと言ってよく恥をかきます。
Re: 美術館
【返信元】 美術館
2007年01月09日 10:22
 特に美術館巡りというのではないのです。そんな身分でも無いし。
 私の田舎は書いてます通り山口県で、京都からの帰省のおり、途中下車をしているだけなんです。結果的に山陰線まわりか山陽線回りの美術館になります。しかもかなり昔の話も多く、記憶で書いてると変な事も起こります。でもいま調べて、正確さを期すと、思い出でなくなって味気なくなるし、そういう口実でいい加減に書いてます。
 それより八十路男杉さんの八十八カ所スケッチ付きの思い出話のシーリズはどうですか。今は版画が中心だそうですから、水彩スケッチをクールに眺められるのでは。
Re: 美術館
【返信元】 美術館
2007年01月08日 22:50
今晩は 長文のコメントなのでコピーさせてもらい
ました、美術館巡りは羨ましいです、
Re: 美術館
【返信元】 美術館
2007年01月08日 10:06
石正(せきしょう)美術館  島根県三保三隅

 同じ三隅という名ですが、山陰線を上り、島根県に入って増田と太田の間に三保三隅駅が有ります。ここに創画会の大御所、石本正の美術館が有ります。なぜか“せきしょう”と言います。私の田舎は漁師町なんですが、同じ名字が多い。それで家を呼ぶのに、苗字の一字と名前の一字をくっつけて呼んでました。ここらでもそうなんですかね。
 石本正は舞妓、裸婦、菊の花が殆どというイメージがありますが、イタリアやスペインのスケッチがもの凄いんですよね。一度高島屋で、裸婦とそれら風景スケッチばかり集めた展覧会が有りましたが、ケント紙(のようなつるつるの紙)に描かれた鉛筆やコンテの線がキレイで、思わず触りたくなって困った記憶が有ります。

 日本画の人は、あちらのフレスコ画に親近感を感じるらしく、沢山の画家が壁画の模写をしています。ただあちらの風景のスケッチとなると、「ああ日本画風だ」という線の細いものが多かったですが、石本正のスケッチはとてもかっちりしたそして美しいと感じるスケッチです。丁度須田国太郎のスペイン風景を繊細にした感じです。
 私が石正美術館に行った時も、イタリア・スペインスケッチの特集でした。他には初期作品、定番作品と並んで近隣の蟠竜湖(の伝説?)をモチーフにした作品が幾つかありました。三橋節子の「」や「」のようなイメージですね。解説によるとふるさとの美術館が出来てから、地域をイメージした作品が出始めたとの事です。
 美術館は教会のイメージを持った、感じの良い建物です。
Re: 美術館
【返信元】 美術館
2007年01月03日 22:26
香月泰男美術館   山口県大津郡長門三隅町

 最近、山口県の画家と言えば香月泰男。私の郷里の隣町、長門三隅町には香月泰男美術館があります。山と海が近い山陰では、少し開けた田んぼの中心に村・町が有りますが、香月美術館も丁度そういう所に建っています。大きな個人の邸宅のような作りで、テーマ展示室、初期作品展示室、それと復元アトリエなどが有ります。
 香月と言えばシベリヤシリーズ。でもシベリヤリーズの殆どは山口市にある県立美術館に納められています。ここ香月美術館にはシベリヤシリーズの周辺作品や、シベリヤで戻ったっらこのモチーフで描くぞとテーマ文字を書き込んだ絵の具箱や手紙などが有るだけです。でも香月にはものすごく魅力的なスケッチが有るし、制作の合間に作っていた人形などが沢山展示されていて、凄く魅力的な美術館です。最近ではその人形のオブジェが会場案内の標識に使われています。添付の写真は香月が作った人形です。
 ちなみに香月美術館の館長さんは香月の教え子で、私の中学の美術担当教諭をされてました。

 香月美術館は山口県山陰の名勝、萩と青海島・湯本温泉と秋吉台の三角形の中心に有ります。しかも美術館の有る場所は湯免温泉という所で、今は温泉センターが出来てて、温泉も楽しめます。湯本温泉には萩焼の窯元もあり深川釜と呼ばれています。湯本温泉には秀吉が朝鮮から連れてきて萩焼の祖となったと言われる、李兄弟の墓も有る所です。萩より由緒有るかも。しかも湯本温泉にはツアー添乗員のアンケートトップになった旅館が有るんですよ。
 宮崎進という画家がいますが、彼もシベリヤ体験が有るんだそうです。香月を訪ね話をし、その結果余りシベリヤものは描いていない様ですね。ドンゴロスを使ったトルソが多いようですが、京都ホテルのアネックスにあるギャラリー創には素敵な女性像が飾られています。多分未だ売られていないでしょう。

香月が作った人形(沢山作ってます)
Re: 美術館
【返信元】 美術館
2006年11月07日 11:34
 プラド美術館に行ってきました。でもたった一時間。午後のフリータイム、もう一度行っても良かったけれど、オプションのトレド観光を優先してしまいました。
 でも念願のベラスケス「女官達」はゆっくり見れたし、ゴヤ、グレコ(こちらはトレドで名品を見れた)の解説が聞けたのでよしとしよう。
 ルーブルやエルミタージュに比べるとコンパクトな感じで、優品がびっしり詰まってるという感じ。時代が限定(近代は別の美術館)されてるせいもあるよう。だからなぜか安心して見ることが出来る様な気がします(今回は走り抜けた?)。