書き込み数は4件です。 | ◀▶ |
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Re: スペインを知った・・・・
【返信元】 スペインを知った・・・・
2006年12月28日 00:28
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どこの美術館でも、スタートは誰かの道楽で始まってるんですよね。国立西洋美術館は松方コレクションだし、倉敷の大原美術館もそうですね。規模が大きく、基金も用意されて、そのまま美術館に衣替えしていくのもあるし、美術館に一括寄付されて××コレクションとして存在するのも多いんです。須磨コレクションもその一つと言うことですね。
でも第二次大戦やスペインから返還などドラマチックな展開だったんですね。もっとも私は小説の中だけの話だと思っていたんでびっくりしました。最初、「長崎県立美術館は国内では飛び抜けたスペイン美術の収集」といううたい文句だけで行ったんです。そしたらそれが須磨コレクションというわけ。小説も為になるんですね。 |
Re: スペインを知った・・・・
【返信元】 スペインを知った・・・・
2006年12月27日 11:59
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キリギリスさんの書き込みを見て、インターネットで「須磨コレクション」を見てみましたが、美術音痴の私には何のことかさっぱり解かりませんでした。すみません。
因みに、長崎は明日は雪らしいです。 |
Re: スペインを知った・・・・
【返信元】 スペインを知った・・・・
2006年12月26日 22:44
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お茶っとの準公務で八代に行きました。足が出るので悔しくて長崎見物を追加しました。長崎県立美術館に行ったんですが、ここはスペイン美術が日本有数(最高説も)のレベルとか。へーと思いながら覗いたところ、出ました!!!。須磨コレクションがあるからだと。
この須磨という人は二次大戦の時のスペイン大使、“逢坂剛”のスペインシリーズのメイン、北方武官が活躍するシリーズの重要人物なんです。当時、中立国のスペインで情報収集にあたるヒーロー、駐スペイン大使として彼に絡む須磨、須磨大使は大使としての情報収集の手段として、スペイン絵画を買い漁るとなっているのです。 事実とフィクションがこうもタイミング良く繋がるとは。ダンスパーティをあきらめて(かえるまたさんは出席?)、出かけた絵画ありました。 でも、展示されてた絵にはあんまり好きなんは無かった。ここらは野次馬の気軽さで、“ベラスケスやグレコに比べたら”無かっただけで、歴史的には凄いんでしょうが。 |
Re: スペインを知った・・・・
【返信元】 スペインを知った・・・・
2006年12月17日 13:13
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私はベラスケスが結構好きで、門外不出と言われる「召使い達」を見ようとしたら、スペインに行かないとなーと、思っていました。
そんな時出会ったのが“逢坂剛”の小説です。週刊誌の連載やペーパーバックスでハードボイルド作家というイメージはあったのですが、スペインものも多かったんですね。こちらの熱が満ちてきて、気がついたんだと思いますが、それから図書館の彼の作品を漁りました。図書館に有る、半分以上がスペインものです。 スペイン内戦が主要なモチーフですが、フラメンコギターや天正少年使節がらみなど多彩です。推理小説ベースで読みやすく、つい読みふけってしまいます。昼のサスペンスドラマでも、ヒーローの一人岡坂現代史研究所所長が出てきてすっかりはまりました。今ではオリーブオイルはスペイン産、ワインでもスペイン産と有ればきっと割安だとぽいとを入れてしまいます。 図書館に新作が来ました。今日はその紹介を。 ベルリンオリンピックの時、ヒットラーに反発して人民オリンピックがバルセロナで計画された。しかし開会式の日、スペイン内戦が始まり中止となった。バルセロナオリンピックに合わせ、それを「幻のオリンピック」として番組にしよう、当時の関係者と番組関係者が数奇な運命に結ばれ、ドラマは続くと言うわけです。彼の得意分野には映画など映像メディアも多いんです。 殺し屋も出てきます、彼の名はサンデマン、今度の旅行、ポルトで工場見学したワインメーカーです。小説では“有名なシェリーメーカーの名“と紹介されていました。殺し屋とサクラダファミリアの塔での追走劇、今度の旅行で塔に上っていたお陰で、リアルなイメージで読めました。 あまり内容を書くとと無粋なのでやめますが、スペイン好きの方にはお得な作家だと思います。小説中に感動てきな第9の演奏エピソードがでてきます。そうしたら偶然17日の第0の演奏会を聞けることになりました。偶然とは恐ろしいですね。 12/18 修正と一部追加 |
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