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Re: この本はどんな本?
【返信元】 この本はどんな本?
2009年01月31日 00:45
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著者の紹介と本は目次を見れば内容がだいたい分かると言う事で
目次をアップします。 それと前にタイラーさんの日記にコメントしたものを参考に再掲します。 ここに福岡式から改良して川口式自然農ー岩澤式自然耕の流れが載っています。 http://www.kyoto.zaq.ne.jp/ark/NOHGYO.HTM ![]() >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 『不耕起でよみがえる』 創森社 2003年12月3日発行 著者:岩澤信夫 1932年(昭和7年)1月28日千葉県成田市に生まれる。旧制成田中学校卒業後、農業に従事。1980年(昭和55年)よりPOF研究会を組織し、千葉、茨城、山形、秋田で低コスト増収稲作の研究、普及を始める。1983年(昭和58年)頃より不耕起移植栽培の試験に着手し、1985年(昭和60年)に不耕起移植栽培を提唱。1989年(平成元年)より三菱農機(株)と専用移植機の開発に取組む。1993年(平成5年)に日本不耕起栽培普及会を設立、会長に就任。「食と農の応援団」団員。2008年4月11日、吉川英治文化賞受賞。 岩澤信夫の活動は「田んぼ博士の応援隊」で発信しています。 『目次』 【序章 不耕起移植栽培が底力を発揮する理由】 へそ曲がりの農業の七徳、耕す農業と耕さない農業、不耕起栽培と有機栽培 【第1章 近代化稲作がもたらしたもの】 スイカの苗づくり、深刻な冷害体験、東北地方が米どころに、保温折衷苗代と前進栽培、 機械化稲作の原点はお蚕さん、取り残されていたお年寄りの苗、食糧安定時代へ、 湿地と湿田農業、世界遺産に匹敵する構造物、水田地帯の変貌、「我田引水」と水争い、 水利権と世界一高い水コスト、稚苗育苗の欠陥、疲労する苗、化学肥料の弊害、 蓄糞堆肥の落とし穴、危険な農業、補助金と空中散布、農業が飛ばない保証はない、 負の遺産としての除草剤、遺伝子組み換え食品、冷害に強い苗づくり、水苗代の秘密 種播機の開発 【第2章 不耕起栽培への模索と試練】 イネの乾燥地栽培、自然農法との出会いと別れ道、直播に向かないジャポニカ種、 耕さなくてもイネは育つ、プール育苗、イネは鵺的性質、イネは挺水植物、 イネは浪費家、イネは何をもとにコメを作るのか、炭素の循環、機械化への道、 試作機の開発へ、半不耕起栽培、「不幸起」栽培ではなく、一九九三年の冷害の克服、 日本不耕起栽培普及協会の設立 【第3章 生きものいっぱいの不耕起の田んぼ】 見たことのない藻類、サヤミドリの発生、タニシの歌声、畑のドジョウ、 アキアカネの謎、アイガモとコイの失敗、冷害後の東北、マガンの来る町、 蕪栗沼周辺の復元、渡り鳥のエサ場に、新しい取り組み、田んぼがハクチョウの名所に、 田んぼの生き物の調査、クモの世界、 【第4章 メダカとトキと子どもたち】 絶滅危惧種になったメダカ、ミニ田んぼと「メダカの学校」、住宅地のふれあい田んぼ、 トキよ大空へ、トキが喜ぶ光景、こんな田んぼが増えるといいな、生きものと暮らす、 赤い田んぼと人の輪、都市と農村の交流、 【第5章 ゆっくりと水資源をはぐくむ】 田んぼは浄水場、緩速ろ過と急速ろ過、高価で不安定な水道水、安全・安心なイネつくりを、 田んぼによる琵琶湖の水浄化、バーチャルウォーター、 【第6章 不耕起・冬期湛水の心得と準備】 生物資源型農業の考え方、移入種の問題、生物利用の問題点(例)、自然耕のコメの定義、 見学と技術の習得、チャンポン農法の回避、不耕起移植栽培を始める前に、 必要な機械と設備 直列播きの播種機、不耕起用田植機、浸種の容器、催芽機、育苗施設、 栽培品種の選択 必要な資材、ミミズの糞、天然の海のミネラル(棚倉断層の土)、有機質肥料 POF液、エンザー(酵素)、イネの酵素、エコロープ、バイオファーメンティクス(農業用生源)、 新しい資材の導入試験 【第7章 不耕起・冬期湛水の主な作業】 一年間の作業の流れ 稲刈り後の主な作業 稲刈り後のわら、秋起しをしない、水の確保、冬期湛水、土壌改良材と有機肥料の施用、 冬の主な作業 畦畔の補修、凹凸の修正 秋~春の主な作業 塩水選(安全な種子の確保)、 春の主な作業 浸種、催芽、床土、播種、播種日、発芽、初期の育苗管理、第一葉展開後の育苗管理、 苗の水管理、水苗代・プール育苗、元肥、 4月末~初夏の主な作業 移植(田植え)、苗の強弱、活着、補植、水管理、 夏の主な作業 幼穂の確認、穂肥、冷害対策、開花、中干し、登熟、 晩夏~晩秋の主な作業 落水、刈り取り、乾燥、籾摺り、貯蔵、搗精および梱包、試食、防除、雑草対策、 冬期湛水できない場合の対策 田んぼとその周辺の環境整備 【終章 生物資源型農業をめざして】 イネは田んぼの王様 日本人の生命線として 生物資源型農業への道筋 |
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