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【閉鎖】22~23年度まちかどレポーターの「二段花は何かの前兆?」
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二段花は何かの前兆?
【閲覧数】387
2010年07月08日 22:23

 庭の花の手入れをしました。
アガパンサスももう盛りを過ぎて色あせてきたなと何気なく目を向けると、アラアラ!なんということでしょう、茎の中ほどに花が咲いているではありませんか。

  
 上下の二段花です。
これは奇妙な光景です。
アガパンサスはユリ科の宿根草で、毎年この場所で咲いてくれますが、二段花にお目にかかったのは初めてのことです。

 はては、何かが起きる前兆では?
いいことが起きるならばいいけれど。
それとも、異常気象のせいかしら?
そういえば過日キューリの実から葉が出たのが新聞に掲載されていたけれど関連はあるのかな。

 取り合えずカメラに収め気を静めたところで、疑問があれば宇治市の植物公園に問い合わせるのが一番と電話をしました。
相談係の男性職員さんは、さりげなく答えてくれました。
「これは異常気象とは関係ないですよ、突然変異でもありませんよ。茎に何らかの異常が起きただけですね」「例えば茎が何かで傷ついたり、虫に噛まれたりすると正常ではない細胞分裂が起きるんです。これはえらいこっちゃ、花芽でも出さないと体がもたんなあというわけですよ、、、」

 なるほど、説明を受ければ頷けます。一安心したついでにもうひとつ疑問をぶつけてみました。
「ひょっとして、今年の遺伝子がそのまま残って、来年咲く花にも同じ現象が現れたりしませんか?」
「いいえ、これは遺伝子としては残りませんよ。今年だけの異常でしょう」

 二段花の騒動はこれで決着です。
それにしても、前兆は科学的観察をもってすればすべて消え失せるのでしょうか。
 自然界の不思議は、人間の想像を超えたところに予言めいたものや面白味も隠されていて、
歴史のある言い伝えなどはなお暮らしに生き続けることでしょう。

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