1,191万kW/1,938万kW (04/25 23:55)
61%
山城・今日この頃 記事アップ用の「山城町 和伎神社」
「山城町 和伎神社」の書込一覧です。
山城町 和伎神社
【閲覧数】2,017
2018年12月01日 20:07
JR奈良線棚倉駅のすぐ東に和伎神社(わき じんじゃ)がある、涌出宮(わきでのみや)とも呼ばれている。

恥ずかしながら、棚倉駅など降りたこともなければこの地を訪れたのも初めてでした。


祭神は伊勢から天乃夫岐売命(あめのふきめのみこと)を勧請したのが起こりと、雨ごいに霊験あらたかという。
神社の創建時のいわれ、変遷は色々あるらしいが、現在の本殿は江戸時代の1692年に建てられた由。

ネットで知る情報ながら、神事・行事については古い儀礼を残したものが行われている由で興味深い。
社殿に張り紙があったので記して、機会があれば行ってみたい。
  ・いごもり祭り: 2月第3土曜日と続く日曜日
  ・女座のまつり: 春の彼岸の中日の午前10時30分
  ・アーエーの相撲: 9月最後の日曜日の午後1時半頃
  ・百味御食(秋祭): 10月の第3日曜日

書き込み数は6件です。
[ 日付順 ] [ 投稿者順 ]
Re: 山城町 和伎神社
【返信元】 山城町 和伎神社
2018年12月03日 10:49
 自慢ながら棚倉の駅そばにはには私の水彩の先生(あちらから見ると弟子には入っていませんが)のご自宅とアトリエがあり、何度かお邪魔しています。また駅そばには鄙にはまれなダンスホールがあり、ダンスサークルの方と訪れたこともあります。
 棚倉駅の西の新開地は広々していますが、東側は山裾と言っていいくらい、少し奥に入ればこの神社のような神秘性に包まれた御社がありそうに思います。
 山城とJR奈良線、奈良盆地と山の辺の道、どちらも山裾を走っており、鄙の雰囲気があります。古代は低地は湿地であり住環境には無く、徐々に開けていったように聞いたことがあります。山裾に有ることが、正当性を保守しているようで、私もいつか行ってみたいです。
Re: 山城町 和伎神社
【返信元】 山城町 和伎神社
2019年03月21日 13:37
3月21日、「女座のまつり」があり見てきました。

まつりは、“女衆が大根で作った擬え物の前で会食をし、後にそれを神前に供え、豊作と子孫繁栄を祈願する” とのことでした。
神楽の奉納もありました。

昔に比べだいぶん簡素化されている様でしたが、境内は人もまばらでカメラを持った人が数人いました。
Re: 山城町 和伎神社
【返信元】 山城町 和伎神社
2019年03月21日 13:59
居籠り祭

2月の祭は行くことが出来ませんでしたが、その様子は、京都府立山城郷土資料館で写真が展示されています。

神迎え、田植え、饗応、年占い等の神事が行われ、古来の農耕儀礼を伝えるものだと云われています。
Re: 山城町 和伎神社
【返信元】 山城町 和伎神社
2019年09月29日 16:20
本日(29日)和伎神社で、饗応の相撲(アーエーのすもう)がありました。

案内文には、4つの座からの代表の子供が神前相撲を行い豊作を祈願する、とあります。
境内に二つの土俵がイメージされ、太刀を振りアーエーと声を上げ土俵を清めるような仕草があり、
一組3回の取り相撲が行われました。
Re: 山城町 和伎神社
【返信元】 山城町 和伎神社
2019年10月20日 12:08
本日(20日)、収穫への感謝を捧げる秋祭り「百味御食(ひゃくみのおんじき)」が行われました。とは言え屋台が出ての賑やかな祭でなく、神事のみの簡素なもの。
地域の‟座”からなる人々がその年に獲れた収穫物を持ちよりお供えするというもの。

写真は、
 ①拝殿に準備された収穫物
 ②お供えに息がかからないよう榊の葉を口にくわえ手渡しで運ぶ
 ③神殿にそなえられた供物
Re: 山城町 和伎神社
【返信元】 山城町 和伎神社
2021年02月22日 17:10
居籠祭(いごもりまつり)

2月20日(土)19:30~ 門(かど)の儀、大松明(おおたいまつ)の儀
2月21日(日)14:00~ 饗応(あえ)の儀・お田植祭 が行われました。
今年はコロナ禍とて、参加者の半減や内容を一部変更して行われた由です。

「いごもり祭」はその年1年の稲作の豊作を予祝する農耕儀礼として、毎年2月中旬に涌出宮で行われます。
この祭りを含む宮座行事が国の重要無形民俗文化財に指定されています。
祭りそのものの発生は農耕が始まった時代にまでさかのぼると考えられ、崇神天皇期ともとありますが、室町中期の農耕儀礼や田植え行事をよく伝承しているとされています。
(木津川市HPより)

祭りは若い人も役割を担う場があり、またしっかりした挨拶の所作にも感心しました。

(写真)
・20日: 大松明での神主の所作
・21日: 饗応の様子、田植神事(神主)