笠置の旧伊賀街道
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2021年11月17日 08:14
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(最初の写真)
国道163号線の笠置トンネル東側で、人家が山の上まで重なってるのが見えます。 何で山の上まで人家が密集しているのだろう?、あの上に何かあるのだろうか?気になっていました。 (2枚目の写真) 笠置トンネル(昭和55年3月完成、約750m)を東向きに見ると、トンネルの右側(南側)はトンネルが出来る前の川沿いの車道、左側(北側)が山を越える"旧伊賀街道"との事でした。 山上まで見える集落はこの峠道に連なるものだったのですね。 この辺りは車で通過する所でしたので、昔の川沿の山道(一部交互通行?)の記憶はありましたが、北側に旧街道があるとは思いが及びませんでした。 これが、伊勢の津・久居から上野を経て島ケ原、笠置、加茂を通って奈良に出る、伊賀街道* とのことです。(図は伊賀街道とその宿駅(加茂町史第二巻)) * 江戸時代の藤堂藩においては、藩領の伊勢・伊賀・城和を結ぶ「官路」として重要な街道であったらしい。 笠置町の案内 https://www.town.kasagi.lg.jp/contents_detail.php?c…;frmId=473 |