書き込み数は5件です。 | ◀▶ |
元町の神戸市立博物館に行きました。世界3大美術館のひとつ、アメリカのメトロポリタン美術館、ここには20世紀初めの開館当時から、発掘収集したエジプトコレクションが3万点もあるそうですが、女性をテーマに約200点が日本初公開されているからです。ローマに支配される3千年の間多くの女性が活躍していました。ツタンカーメンの母キキもいました。彼女たちにまつわる品々・・・これらは、現在の技術でも作れそうもない精巧な品や今の女性たちも持てるアクセサリー化粧道具など、当時使われたと想像される鋸などの大工道具も展示されていましたがすべて手作業で3000年も前作れ … [続きを読む] |
KBSのCMで閉館寄贈を受けた池大雅の作品を来春まで展示されることを知り、野口久光もまだだったので、文化博物館に行きました。最初4階のポスター展、野口が1933年美術大学を出て東和宣伝部の初仕事『処女の制服』から『未完成交響曲』等の30年代、やがて、50年代に移ります。『禁じられた遊び』や『第三の男』など50年代は珍しい現地ポスターや13本オリジナル予告編も・・・ポスターや予告編作りは実際本編を見てもらってナンボの仕事ですので本当に難しい仕事といえるでしょう。実際、テレビで何度も見た『禁じ・・・』は今すぐ見たいと思いました。他に野口の俳優 … [続きを読む] |
昨日、国立博物館講堂でありました。パネラーはサントリー美術館学芸員上野友愛さん、精華大マンガ学部教授ジャクリーヌベルントさん、作品の補修修理する会社の社長岡岩太郎氏それに博物館学芸員。一般に鳥獣戯画はカエルがウサギに勝った滑稽さが漫画のルーツとされていますが、法隆寺や正倉院の大工の落書き専門家は「をこ」と言うらしいですが修理のため解体したとき多くみつかったのが漫画の根本でないかと定義されました。そして、平安時代になり、鳥獣戯画の他『信貴山縁起絵巻』や『伴大納言絵巻』など他人を楽しませる作品が産まれたのでないかと。又修復した鳥獣 … [続きを読む] |
奈良国立博物館へ行きました。昨年の正倉院は高校の友達の車で行きましたが、どこも満車で諦めました。今年は雑用が多くパスとのこと・・・私は15年ぶり公開の『鳥毛立女』を見たかったので、長時間並ぶの覚悟で行きました。案の状45分待ちの札がありましたが、30分程の12時ごろ入場できました。聖武天皇の身近に置かれていたと伝えられる屏風の「鳥毛立女」。教科書などで何度も見た実物に少し興奮・・・6面のうち、2面は東京出張でしたが、釘つげになりました。他に西アジアで作られシルクロードで伝わったとされる水差しや儀式用靴など印象に残りました。JR奈良前でお昼を … [続きを読む] |
美術館「えき」KYOTOに行きました。幕末に活躍した型破りな表現・・・会場に入って感じた率直な感想です。確かに、歌麿、広重の作風と明らかに違っていました。でも、しだいに、美人画、風景画、そして、戯画を見ていくうちちゃんと、広重などの浮世絵も描ける画家であることを理解できました。おまけに、『としよりのような若い人だ』のように人が集まって顔を形造る「寄せ絵」や生涯可愛がったという猫の擬人化も斬新で、本当に楽しいでした。出口近くの肉筆画では『文を読む女』が悲しい悲恋の物語りもあるそうで印象に残りました。帰り地下でトルコ産980円の松茸を … [続きを読む] |
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