書き込み数は5件です。 | ◀▶ |
先日の『京都版』で昨年加野探幽作と判明した『釈迦三尊像』が初公開されることを知り行ってみました。幼い頃、聖護院は八つ橋の名称と思っていたこともあります。今回行ってみて、ここは大峰山などの山伏の総本山であることを初めて知りました。又、明治維新まで、住職の多くが皇室関係の門跡寺院で「天明の大火」で御所が全焼したとき数年間、当時の天皇が避難されたことから「聖護院旧仮御所」として史跡に指定されています。又周りには、聖護院の森が広がり、探幽の釈迦三尊像のほかに、100余の狩野派障壁画はあまり公開されないこともあり鮮明で圧巻でした。京都に … [続きを読む] |
新しい京都駅になってもう20年、早いもんやなぁ・・・と思いながら美術館「えき」KYOTOに行きました。今回は昭和45年工芸で初の人間国宝に選ばれた黒田辰秋の展覧会が京都で始めて開催されています。黒田は明治37年、漆職人の息子として祇園で生まれました。若き日、陶芸家の河井寛次郎の講演に 感激した黒田は河井の民藝運動に参加、「河井先生の出会いは深縁を感じる、先生との出会いがなければ恐らく今の仕事をしていないだろう」といわしめています。茶器などの小物から「進々堂」や「河井寛次郎記念館」などの看板、志賀直哉、白洲正子、黒澤明などの依頼を … [続きを読む] |
さっき、大仏さんから絵はがきが届きました。11月26日の日曜日、会場は宇治警察署向かいの散髪屋の隣りの「わおや」とか。昼間なので是非来てください・・・と。京響のコンサートが土曜日なので、本当に良かったです。そこで、リクエスト、愛妻『まゆみ』を。今から楽しみにしていますよ。 |
泉屋博古館からⅮМを貰ったので行ってみました。今回は住友家に伝わる漆工芸作品を一堂に展示される初めての試みとのことです。一般に漆は光沢ある美しい塗料として器物に塗られるだけでなく彫刻象嵌など多くの技法を駆使して独自の美を創りました。特に当主の趣味がお能だったため、展示はつつみの紐を取った芯や太鼓の皮を取った胴から始まりました。もちろん、客には全く見えませんがここに漆が使われていました。素晴らしかったです。ここを見てもらう客をもてなす茶碗にも漆が使われています。又、結婚式などハレの日に使用される器やひな祭りの友達を呼べるよう子ども … [続きを読む] |
昨日コンサートホールであった演奏会、ポスターにはアクセルロット、「死」をめぐる3つのドラマ・・・武満からR・シュトラウスそしてベルリオーズと書かれています。入口で貰った冊子によると指揮のジョン・アクセルロット氏はヨーロッパなど世界をまたに掛ける有名な指揮者、オープニングで京都は3回目の来訪、皆さんと作曲者の死に対するイメージを感じられるを光栄に思いますと通訳をとうして話されました。演目は武満徹の広島原爆後を描いた『黒い雨』のラストテーマ『死と再生』、R・シュトラウスの交響詩『死と変容』、ベルリオーズの『幻想交響曲』彼はベートー … [続きを読む] |
◀▶ |