書き込み数は3件です。 | ◀▶ |
文化博物館に初日に行くことができました。鮮やかな色彩で摺られた版画のイメージが強い 浮世絵、実は、浮世絵師が絹本上本に直接描く1点物。こんな作品が存在することを未熟な私は初めて知りました。岐阜県高山市の光ミュージアムが1999年に開館しました。そこの所蔵作品の3割の110点が京都にやってきました。版画で何度も見た「北斎」「広重」「国芳」・・・今回古川師政、鳥居清倍、宮川長春・・・など鳥居清倍は昔高価記念切手と言われた『見返り美人』を描いたとか。恐らく肉筆浮世絵師がいたのかも・・・版画では味わえない 精密さを堪能しました。私は北斎 … [続きを読む] |
国立博物館に行きました。鎌倉時代の僧で時宗の開祖一遍の生涯を描いた『一遍聖絵』全巻現在総本山である藤沢市の遊行寺から一遍の後を継いだ二祖700回忌を記念して京都にやってきました。そしてゆかりの130点も京都が多いですが同時に展示されていました。一遍の教えは「人はみな平等」。思想や宗教身分、性別など阿弥陀仏から見るとみな同じだから他人を羨ましく思ったり妬む必要はないと念仏踊りや念仏札を全国各地に配ることで幸せになる教え『一遍聖絵』と共に素晴らしい宗教と思いました。そしてもう一つ今流行りのボランティア活動あくまでも見返りをもとめた … [続きを読む] |
桜の頃にふさわしい美術展が堂本印象美術館で開かれています。色とりどりの華やかな着物を身に着けた女性像を描く日本画家が京都に多いということは染色産業や花街文化が息づいている古都と決して無関係ではないでしょう。大正昭和平成に活躍した菊池契月中村大三郎秋野不矩・・・いずれも素晴らしい作品でしたが私は木村斯光の『お手玉』が印象に残りました。振り袖からかすかに覗く朱の 長襦袢、女を感じました。又、堂本印象の舞妓の鉛筆画、都おどりポスター原画なども良かったです。桜には着物が似合い着物は女性を最も美しく見せると私は思います。又同時に『印象の女 … [続きを読む] |
◀▶ |