田んぼを回っていると、雑草(ヒエ)が生い茂っている場所がある。 田植え後に散布した除草剤が効かなかったようだ。 減農薬栽培の都合上、これ以上の除草剤散布は出来ない。このまま雑草を野放しにしては、稲刈りにも稲の品質にも影響を及ぼす。 除草機 これがなんだか解かりますか?そこで登場したのが廃棄されようとしていたこの除草機。中越大震災で壊れた作業場に放置されていたものだが、慌てて引っ張り出してきた。 この歯車がミソ! ジョーズを思わせるこの歯車がミソ!!! 除草機を押すことによって、田面に繁殖した雑草をこの歯車が雑草を土の中に埋め込んでくれる。 除草機押し 30年位前まではこの除草機を父と一緒に押していたものだが、今は除草剤の普及によって除草機押しを見ることも無くなった。 私も、まさかこの除草機の出番があるとは思ってもみなかった。 使ってみると、今更ながらに「コイツは優れものだ。また、出番があるかもしれない」 一台の除草機(赤い奴)は何かが落ちてきたらしく壊れているが、何とか直しておこう。