霊は決して、怖いものでは無いと思います。
極端に言えば人間の方が怖いと、聞いたことが有ります。
美術館「えき」KYOTOに行きました。「うらめしやぁ」。顔に薬品をかけられ醜くなったお岩、家宝の皿を割ってしまったお菊。この世に恨みを遺して死んだ霊の噺が『四谷怪談』や『皿屋敷』に残されています。そして、400年前の江戸時代、北斎広重国芳など浮世絵師が描いた作品約100点が展示されています。面白かったのは昔、清水寺に清玄という僧がいたとか、そこへ桜姫がお参りに・・・一目みるなり・・・色よい返事がもらえないうち、清玄は他の寺に飛ばされ・・・最後に桜姫の部下に殺されますが霊になっても今でいうストーカー行為「好きだ、すきだぁ」。この話しは『清玄桜姫』の歌舞伎に残っているそうです。私は以前から書いているように父の月命日30日前後に母の月命日に掃除をしてくれたいとこに感謝しながらお花を替えます。霊決して怖い者でなく、縁ある人を守るのではないでしょうか。浴衣姿のアベックも見られる会場でした。8月16日までです。昨日の歩数4512歩
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