乱打戦になったキューバ戦と違って 昨日のオーストラリア戦は、中盤まで 1点を巡る重苦しい攻防戦になり、手に汗握りました。5回裏菅野のあとを受けてマウンドに上がったのは、岡田。小久保監督が彼の気持ちの強さを買ってジャパンに入れた選手。でもその岡田の様子がおかしい。ストライクが入らない。四球、暴投と大ピンチ。きっと 緊張が極まり、体がかちこちになっているんだろうな。 このままじゃ、押し出し? 球場の不安な雰囲気が伝わってきて、見ている私まで肩に力が入りました。 その時、キャッチャーの小林が 間をとり、岡田のところへ駆け寄る。ほんの60秒ほどの間。 「自信をもって、ど真ん中へ投げてこい!」 岡田は、立ち直り、バックのゲッツーにも助けられて無失点でその場をしのぎました。 私は、心の底から ほっとし、バッテリーに拍手を送りました。 小林、よくぞ 間をとってあげた! その行動が どれほど 岡田を落ち着かせ、気持ちを入れ替えさせることに繋がったか! そして 岡田 よく踏ん張った! |