二日目は、私の希望の北斎美術館へ。北斎美術館は、昨年できたばかり。彼の生誕地にほど近い場所。北斎ひとりだけの名前を冠した美術館が造れるとは、北斎さん さすがや! しかし、“えらい近代的デザインの建物やなあ“が 美術館の第一印象。 この日は、「北斎×富士」の特別展をやっていて まさに 富士づくし。いろんな富士山を堪能した。 作品は、小さくて 少々 見にくかったが、タッチパネルで作品を紹介する端末があり さすが 新しい美術館やと感心した。 展示室の一角に北斎と娘の応為の等身大フィギュアがあったが、その精巧なつくりにびっくり。 顔や手のしわやシミまで表現されている。彼らの周りには 描き潰しの紙くずが散乱。ふたりの日常は、こんなふうだったのだろうなと想像が膨らむ。 ただひとつ残念だったのは、娘の応為の作品が一枚も展示されてなかったこと。私は、彼女の作品も好きで ぜひ見たかった! |