数年前に信州へ行ったとき、長野東山魁夷美術館に行きました。
たくさんの作品に出合えました。
昨年から改築中のようでその間に日本のあちこちで展示されるのかもしれませんね。
京都なら行ってみたいです。
自然は、こころの鏡 なんて美しい自然描写なんだろう! 彼が描く山、林、水そして大気に 心が洗われる気がしました。 彼の作品のどれもが 静かに気高く描かれています。 今回の生誕110年展示会の目玉は、唐招提寺の障壁画。 日本へ来る途中で 遭難し、失明した鑑真和上が見たかったであろう日本の風景を。静かな海を。心に染み入る青で ダイナミックなスケールで。 そして 和上の出身地である揚州を和上には懐かしい墨絵で。これは、中国揚州まで出かけてスケッチしてきたそうです。 魁夷の鑑真和上への深い尊敬の念と 魁夷の優しい気持ちが伝わってきて 胸が熱くなりました。 |