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2020年02月05日(水) 

 

 

> 2 基礎知識 >  ~省略~

> 3 日本の問題点  > 「日本の官僚」  >  官僚は、権力と偽りのリアリティを使い、民主主義を形骸化し、官僚独裁主義と呼べる権力システムを作っている。 > 司法システムまでも官僚たちの手中にある。 

 

そうですね。日本人は現実直視ができないから、偽りのリアリティは容易に造れますね。後は権力による ‘ごり押し’ があるばかりです。

 カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、<日本/権力構造の謎・上>  (The Enigma of Japanese Power) の <ジャパン・プロブレム> 中で、日本語の”理解”について下記のごとく述べています。(p.59)

“信念”が社会・政治的状況によって変わり、”リアリティ”も操作できるものであるとすれば、多種多様な虚構 (フィクション)を維持するのはかなり容易になる。このような虚構によってもたらされる国際的な言語表現上の混乱は、日本の評論家や官僚が”理解”ということばを口にするときの特別な意味づけによって、さらに複雑になる。 ”相互理解”をさらに深めることかが急務である、という表現をもって強調されることが多い。

ところが、たとえば日本語で「わかってください」というのは、「私の言っていることが客観的に正しいかどうかはともかく、当方の言うことを受け入れてください」という意味の「ご理解ください」なのである。つまりそこには、どうしても容認してほしい、あるいは我慢してほしいという意味が込められている。したがって、このように使われる場合の”日本語”の理解は、同意するという意味になる。だから、”理解”の真の意味は、その人や物事を変えるだけの力が自分にない限り、そのままで受け入れるということである。、、、、、(引用終り)            

 

>  さらには、政治家がカネの問題を起こすようなシステムを作りだし、自分たちの説明責任から国民の目を逸らしている。 >  また、変化も受け入れず、誤りを犯しても素直に認めない。

 

理屈・屁理屈の区別がないのであるから、間違いを改める気持ちはさらさらないでしょうね。それは昔の通りです。

 

>  しかし、官僚制自体は必要である。 > そして、官僚制と民主制の対立は、現代世界のジレンマだ。 > 官僚に権限を与えすぎると市民は不幸な思いをする。

 

官僚には政治責任がない。彼らは国民から選ばれていない。彼らは国民の代表ではない。しかし、マスコミは彼らの内容を垂れ流す。マスコミには批判精神は無い。上下観念に囚われている。彼らは思考停止の状態にあるから、上意下達の仕来りに囚われる以外に方法がない。

 

> 権限を与えなければ優秀な人材が集まらない。

 

そういうことになりますね。

 

> 「政治家」 >  政治家の役割は、官僚と市民との間を仲介することだ。> しかし、政治家はそれが出来ていない。

 

わが国の政治家には政治哲学がないから、お友達関係を盛んにするしかない。だから、話が小さくなる。

 

>  閣僚たちは、民主主義において、当然行うべきである政治的説明責任の中枢を形成する努力をしていない。

 

日本人は、哲学的な団結ができない。だから、あくまでもお友達の関係を強調する。

 

>  国会議員は舵取りをしていない。 > それは説明責任が存在しないからだ。 

 

そうですね。日本人にはリーズン (理性・理由・適当) がない。リーズンが無ければ、その内容の説明責任 (accountability) もない。

 

> 「知識人」 >  日本には、政治的な意味で力をもった知識人階級がなく、ごく一部の除いて知識人は、日本人の政治的開放の促進を手助けしていない。

 

わが国には、 ‘周りの影響を受けずに、真に独立した考えができる知識人がいない。’ ( グレゴリー・クラーク)  

 

>  そして、税金の問題は、徴兵制に匹敵するくらいの大きな問題なのに、知識人は議論を真剣にやらない。

 

日本人は無哲学・能天気の民である。哲学というものがない。だから、政治家には政治哲学もない。そして、その説明責任もない。

 

> 「報道機関」 >  日本の新聞は、新聞の第一の使命は市民に情報を提供することだなどとは思っていない。

 

日本人には、世界観 (world view) がない。だから、あるべき姿 (things as they should be) の内容もない。そして、人類の進みゆく未来社会の内容 (非現実) も考えられない。市民に提供できるものは、実況放送・現状報告の内容 (現実) ばかりである。

 

> だから新聞は、政治的に無知な日本人の層を存続させるのに手を貸している。

 

現実の内容ばかりを得ているはずなのに現実直視ができていない。頭の中は、忖度 (推察) の内容ばかりを得ていて真実は見えていない。

 

>  また、世論を捏造し、社会の本当の姿を覆い隠している。

 

そうですね。日本人は現実直視ができませんからね。報道機関は、忖度 (推察) による内容を提供しています。歌詠みの励みのようなものですね。

 

> それにより市民社会の発展を困難にしている。

 

そうですね。民主的で自由な社会は得難いですね。

 

 

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閲覧数639 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2020/02/05 20:25
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