黒田官兵衛と言えば、天才軍師として有名。圧倒的不利の状況下でも 戦えば連戦連勝。秀吉の「中国大返し」は、彼の策といわれ、その知略・発想力は、歴史上、高い評価を得ている。 番組では、彼の知力の源を探るとして健康面(とりわけ食生活)に着目。 官兵衛は、とりわけ米食(当時は、玄米)にこだわり、 今でいう質素な“玄米菜食”を家来達にも推奨していた。当時は、一日平均5合の米を食べていたというから 驚きだ。 官兵衛の米へのこだわりは、兜(かぶと)に象徴されていて、 戦場で 決して格好良く見えないお椀型の兜を かぶっていたというから、徹底している。 米食といえば アジア人の主食となっているが、世界の72カ国の学生の知能指数や学力比較(科学・読解・数学の三分野)では アジア人が すべて上位を占めていた。米が主食の国は 知能指数が高い傾向にあるとのこと。なんだか 自分が褒められているような気分になった。 なぜ米が知能を高めるのか? 脳の栄養になるのは ブドウ糖だけ。ブドウ糖をいかに効率的に摂取するかで 脳の成長に大きく関わる。 番組では、パン食との比較をしていた。 パンは、食後、すぐに血糖値があがり、すぐに栄養を補給出来るが、短時間で下がってしまう。 一方米は、血糖値が上がりにくいが 時間がたっても あまり下がらない。(続く) |