先日から京都美術館で始まった美術展に昨日行ってきました。銀行家で実業家のアンドリュー・メロンの呼びかけで1941年設立された美術館、開館70年の大改修の間に約83点が京都に来て、50点が日本初公開とか。空前絶後は決してオーバーでないと資料にあります。まず、印象派以前のブータンの『オンフルーの港の祭』など、ブータンは印象派であまりにも有名なルノアールやモネなどに風景や波、それにかかわる光線を教えた人物と、ガイドは言っていました。第2章は2人に加えドガやピサロの印象派、実は私の部屋には、全13巻の美術本がありますが、ほとんどが、写真で見覚えのある作品、それに加え、家族もからんで、画家の人間関係、ナビゲーターの解説に思わず、笑ってしまいまいました。第3章は、紙の上の印象派、1800年代の後期、写真機の発明で写真と絵画の違いを見せるためゼッサンなどの手法が流行ったといいます。そして、第4章は、ポスト印象派、、ゴーギャン、ゴッホなど、心の病をやんで、自分の耳を切り落としたゴッホ、最晩年の『薔薇』、自殺直前に描いたとされる、『自画像』あまりにも、有名な出口付近の2作、私はすっかり釘づけになりました。今回の催し、美術の流れを知る上でうまく構成してると思いました。 |