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自慢の温泉、観光情報教えてください! の「京都魔界案内 第五夜」
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京都魔界案内 第五夜
【閲覧数】675
2006年12月02日 22:05
教王護国寺(通称:東寺)

 実は弘法大師「空海」はまだ生きている!! 空海上人は奈良から平安へと時代が代わりつつある頃唐へ留学し中国密教の真髄を手にして大同元年(806年)帰国した。当初20年の予定をわずか2年足らずで修得したとして自分で判断して切り上げて帰ってきた。天才といわれる所以である。天才であるがゆえにとことん不遜で傲慢なところもあったようだ。
 空海が開いた高野山に空海は今でも生きていると言う。承和2年(835年)、空海は入定(即身仏)となったが今でも奥の院にある空海の御廟所に高野山の僧たちは日に二度、夜明け前と昼前に食膳を供え、年に一度、「御影堂旧正御影供」法要と称する衣替えの行事が行われているのだ。
 しかし実は高野山の空海のミイラは影武者である!! 本物の空海のミイラは京都の「東寺」にあるのだ!! 今明かされる衝撃の事実。(爆) ・・というのは冗談で、もともと東寺は平安遷都を実行した桓武天皇が奈良仏教の影響を排するために造った官営の寺である。いろんな事件が相次ぎ造営が進まなかったのだが弘仁14年(823年)に空海が嵯峨天皇より東寺造営を任された。ここで空海は東寺を真言密教の根本道場としたのだ。すなわち東寺を政治・文化の中心たる平安京における真言密教のショールーム、学校としたわけだ。 以後真言密教の修行の場となった東寺では陰陽師たちも修行した。陰陽道と密教の繋がりは非常に深い。
 毎月21日には弘法さんが開かれ多くの善男善女であふれてそれはもう賑やかである。

 近鉄東寺駅より徒歩5分。

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