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こんな本読んだかい、こんな映画見たかいの「流れる星は生きている  藤原てい」
「流れる星は生きている  藤原てい」の書込一覧です。
流れる星は生きている  藤原てい
【閲覧数】1,257
2007年02月12日 10:53
スミレです よろしくお願いします

終戦を迎えて満州から、3人のこどもの手を、必死になって、引きずるようにして日本へ向かっていく道のりは長くて困難だった手記です。
夫(作家 新田次郎)とは現地で引き離され、帰国されてから再開された。
ていさんはあとがきに夫も作家として多くの本書いているがたった一度だけ引揚げらしいのを書いただけで夫婦の間には「引揚げの話」禁句となった。
当時5歳の正広さんは引揚げの話にふれると、黙って席をたつ。3歳だった正彦さん数学者、大学教授で「国家の品格」等本書いておられるが「どんな小さい川もすぐに渡れない」いくつかの川を抱き抱えられての体験だけ残っているのか?。生後1ヶ月だった咲子さんは成人されこの本読み「要らない子供だったのでは?」トラウマになったと書いておられる。
ていさんは引揚げてきてから死との隣り合わせの長い間の病床になり遺言で書いたとのこと。
昨年の婦人公論に娘の咲子さんは母ていさんは、今認知症で静かに施設で過ごしていると書かれてました。

書き込み数は4件です。
[ 日付順 ] [ 投稿者順 ]
Re: 流れる星は生きている  藤原てい
【返信元】 流れる星は生きている  藤原てい
2007年02月19日 13:52
ごんべさんこんにちは  スミレです

コメントありがとうございます。

ていさんが3人のこどもを連れて収容所での乞食のように物乞いされたり、38度線突破の長い道のりを裸足で下痢しても着替えなく洗ってそのまま着せなくていけないなど乗り越えて生きて帰られよかったですね。
Re: 流れる星は生きている  藤原てい
【返信元】 流れる星は生きている  藤原てい
2007年02月18日 22:13
みなさん良い本を読んでおられますね。
藤原ていさんのお話心に強く残りました。

読んでみたいです。
Re: 流れる星は生きている  藤原てい
【返信元】 流れる星は生きている  藤原てい
2007年02月17日 13:57
エスペランサさんこんにちは  スミレです。

コメント有難うございました。
藤原正彦さんの「祖国とは国語」に書かれているのですか?
ていさんの文庫のあとがきには引き揚げの話は禁句になっていると書いておられのですが、時が思いを浄化させてくれるのでしょうか?是非読んでみます。
「不条理のかなた」も読んでみます。教えていただき有難うございました。
Re: 流れる星は生きている  藤原てい
【返信元】 流れる星は生きている  藤原てい
2007年02月15日 11:28
エスペランサと申します。

藤原正彦さんの「祖国とは国語」という新潮文庫本に、お母さん(藤原ていさん)達と一緒に満州を再訪された話が書かれていましたよ。
新田次郎さんは奥さんのていさんの「流れる星は生きている」に影響されて作家になられたとか。

戦後の満州の日本人の話はあまりにも悲惨なので、読まないのですが、先日薦められて読んだ「チャーズ」(漢字の上と下が一文字になった字に子と書きます)は凄い本でした。

満州に居残りを強いられた家族が国共内戦をくぐり抜け奇跡的に生き残って1953年に日本へ帰るまでの話で、著者の遠藤誉さんは1945年当時4才の少女。1958年に「不条理のかなた」で第4回読売「女性ヒューマン・ドキュメンタリー」大賞の優秀賞を受賞された方で、今は筑波大学理学部名誉教授です。