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冬枯れの季節
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2007年01月23日 00:35
 昨年12月1日に黄檗公園の紅葉の写真を撮って、お茶っ人の日記に紹介した。約50日後の1月19日に同じ場所で木々の写真を撮影した。
両者を比較したい。
 昨年11月下旬から12月上旬にかけて見事に紅葉した落葉樹は、今はすっかり落葉して冬枯れの木々となり、寒々としている。下記画像左側は2006年12月1日に撮影した写真、右側は2007年1月19日に撮影した写真である。

 

  
  
  枝先の鮮やかな紅葉は落ちて、今は枝だけになっている

  黄檗公園南側の道添いの樹木の変化

 秋から初冬にかけて日照時間が短く、気温が低くなると光合成を行えなくなり、樹木は冬眠の準備をする。まず、葉の中の葉緑体が分解され、炭水化物やタンパク質、無機塩類が葉から茎に移動する。これらは春に新しく葉を出すためにとても重要である。不要になった葉は、葉柄の付け根に「離層」という特殊な細胞ができて、葉を落とす。このプロセスのなかで、葉の色が赤や黄色に変化していく。落葉した葉は土を豊かに肥やす。
 
 1月19日撮影の写真のとおり、黄檗公園の落葉樹は今は葉を落として株を休めている。一見枯れてしまったように見えるが、よく見ると木の枝には小さな芽ができている。春は確実に近づいてきている。
 2月から4月にかけて異常気象のないように、無事新緑の季節が迎えられることを願いたい。

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