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教育講演会「笑いの効用」
【閲覧数】379
2007年11月17日 16:24
 神明小学校体育館において、PTA主催の教育講演会が開かれた。

テーマ「笑いの効用」
    ~笑いは果たして「薬」か「毒」か
     あなたも笑いの達人になろう~

講師:上田 邦夫先生

   平等院表参道にある自宅を会場にし、1990年から今年で100回「尾長猫寄席」を開催し、若手落語家の発表の場を提供。(現在は小休止中)

 
 主な内容

1:笑いの表情

  質的・量的なものがあり、微笑・爆笑・冷笑・照れ笑い・含み笑い・愛想笑い・嘲笑などを習ったわけでもなく、意識せずに使い分けている。人間の才能として備わったものであり、科学的にも解明されていない部分が未だ多い。

2:なぜ笑うのか・笑いの生じるメカニズム

 ・笑うことは快感である。それが継続すると、幸福感につながる。

 ・桂枝雀の笑いの理論「まず緊張があり、笑いが生じる」
   緊張と笑いは、相反するようで同居しているもの。

   例・・葬式の時のオナラ
      国会の答弁が、全て大阪弁だったら

3:笑いの種類

 ダジャレ・パロディ・勘違い・誇張
 謎解き(「○○とかけまして・・」一瞬疑問を抱かせる)
 隠し言葉(直接言って相手を傷付けないような言い回し)
 ドンデン返し・モノマネ・予想外
 変(ホンマかいな~?) など

4:笑いの効用

①親和作用・・・相手を和ます 潤滑油の役割

②誘引作用・・・笑いが笑いを呼ぶ
       「ものすごうよう笑うおばはん」が一人いる寄席は盛り
       上がる

③浄化作用・・・毒素を取り除く・マイナスを払拭する力がある

  認知症の母親に、毎日1通・笑い話を書いた手紙を渡していた娘がおり、症状が緩和されたとのこと

④開放作用・・・固定観念の枠を壊して、重圧やストレスから開放する


 今年のいじめは12万件、昨年の6倍とのこと。その内の6割が「ひやかし・からかい」から始まったものらしい。笑いは薬にもなるが、毒にもなる。
 現在は、一昔前のほのぼのとした笑いよりも攻撃的な笑いが増えてきた。今一度、人間に備わった特殊な能力を見直し、健全な笑いを生活に取り入れるようにしていきたい。

              

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