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熱気と賑わいあふれて 「わいわいあつまろフェスタ」
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2007年12月16日 16:35
 師走の中日、宇治市産業会館で午前10時から、eタウン・うじ3周年&お茶っ人1周年記念イベント「わいわいあつまろフェスタ」が開催されました。
寒空にも係わらず、会場向けて人々が足早に続々と集ってきます。
 
     

 
 会場受付けで、お茶っ人会員はネーム札を首から下げていただき、どの地域から来たのかをマップにネームを貼り付けて、いざ入場です。

 FMうじ放送局のある1階広場と多目的ホールは、全体が催し広場となって、てまりや生け花、リースなどが華々しく展示されています。交流サロンではくつろぎのひと時をと手作りパンやケーキ、コーヒー、カレーなどが準備されている最中です。こどもたちもエプロン姿でにこにこと手伝っているのが微笑ましい光景です。ステージでは、午後の発表の準備が進行中。
 パソコン相談やライブ中継、お茶っ人体験などの情報空間が設けられているのも、この催しならではの感がありました。

          
 記念講演の行われる3階大会議室へ。入り口では、予告どおりに「お茶っ人エコバッグ」が100人限定で無料配布されていて白か黒、大か小、それぞれを選んで受け取る人たちが続きます。

   
 
 10時30分、開会です。
eタウン・宇治の村山代表が開会の挨拶。
引き続き久保田宇治市長が来賓あいさつで、市民のニーズが多様化する中、市民の市政への参画は重要で、ITの活用は相互の反応もリアルタイムで得られ、地域コミュニテイーの活性化につながると期待を寄せられました。

 記念講演は和崎宏氏で、兵庫県エリアの地域SNS「ひょこむ」を立ち上げて運営されている方です。
「コミュニテイーを元気にする地域の情報化」と題するお話は、分かり易く面白くて、引き込まれました。
 私が受け取ったのは、要するにネットワークを発展・強力化することによって空間履歴(文化と伝統と歴史など)を伝承することが出来る。そしてそこから居住する町への愛着が生まれ、もっといい町づくりを目指して行動が始まるというメッセージでした。もちろんこんな風に要約しきれる内容ではなく、阪神淡路大震災でのボランティア活動でインターネットの果たした役割など豊富な経験から、綿密な論理が展開されたのですが。

 例えば面白かったのは、レジュメの胎蔵界曼荼羅図を元に話された“人的ネットワークは人間曼荼羅”というくだりです。一人の人が持つ人脈は8人ぐらいが適度で、自分の期待通りに動き梯子をはずさない人を確保できる。そこからともだちの又ともだちへと曼荼羅のように広がっていくという話です。ソーシャルネットワークはこのようにして成り立つと聞けば納得です。

 人脈を構築していけば、目に見えるような活動が出来て、引いては地域の問題解決や、地域の自治確立へと向かうという、お茶っ人にとっても非常に展望のある話でした。

 地域SNSは、安心が基本にあることは誰もが認めています。その上に立って空間、時間、内容が伴って充実すれば、素晴らしい歴史を紡いでいけるのではないだろうかとすっきりとした気分をいただいた講演でした。
                        
                        (午前の部のリポート)

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