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青春の涙~輝け未来へ
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2007年12月25日 10:44
クリスマスイブの昨日、宇治市文化センター大ホールで開かれた
「立命館宇治中学校・高校」ブラスバンド部第13回定期演奏会を見に出かけた。
立命館宇治が宇治市植物公園の向かい側に位置してから、すでに7年以上の時間が経っている。
前日には全国高校女子駅伝で7年ぶりの優勝をし、京都府南部でその存在をひときわ目立たせているといっても過言ではないだろう。

さて、立命館宇治中学・高校(以下Ritsと称す)のブラスバンド部は、全校生徒の10人に一人が入っているほど、活発な部活で、中学校60名、高校96名のメンバーを揃える。
定期演奏会が毎年この時期に行われる。中学3年生、高校3年生の引退の花道なのだ。
今回は三部構成になっていた。
第一部は、音楽劇。とある家庭の子供に見向きもされなくなったおもちゃたちが次の居場所を探しておもちゃの世界を動き回るという内容、
「センチメンタルクリスマス」~おもちゃ脱走大作戦~
手作りの劇とブラスバンドのコラボ、Ritsきってのチアチームも参加して賑やかに舞台を盛り上げる・・・
  
第二部 ジュニアステージ~Music Revolution~
中学部のステージである。総勢60名が一生懸命舞台を努める。
四曲を演奏し、最後は中学部を引退する16名が舞台真ん中に並ぶ。
心なし感極まっているようだ。
  
会場は、父兄やOB OG、又私のように近隣であるという理由(まぁ、あまりいないだろうが)で観覧している人達で満席である。
 
第三部 コンサートステージ
高校部のステージ。始まる前に緞帳の前に3年生が並ぶ。アカペラでの合唱。ゆずの名曲を歌い上げ、既に泣き出す生徒も・・・
府高校吹奏楽コンクールでは銀賞となったそうだが、さすがに100名近くの演奏は圧巻であった。5曲を演奏。会場から割れんばかりの拍手。
(カメラに収まりきらない・・・)
演奏終了後、引退する30名の生徒を代表し、部長による挨拶。
大所帯であるがゆえの苦悩、共に成長してきた部員たちへの感謝、見守り続けてくださった全ての人達に感謝の気持を言葉にする。
会場のあちこちから啜り泣きが聞こえる。

引退する3年生たちが、舞台から観客席におり、顧問の教師と握手を交わす。そして、花道を歩いていく。その花道のまわりを保護者や支援するもの達が並び、花束や贈り物を渡して、数年間の頑張りを褒め称える・・・
  舞台上では、後輩達がこのセレモニーを支える。
演奏する曲はSMAPの「オレンジ」演奏する後輩達も泣いている。

たくさんの人々支えられ、演奏する「個人の技」を「集団で奏でる」「ハーモニー」を作り上げるという作業に切り替え、ひとつのものを作り上げる作業。並大抵のものではない。

体力と、結束力が産む素晴らしい青春の1ページ。
ガンバレ、若人よ。涙の美しさそのままに、君達の未来は明るい!!!!
その未来が明るいものとなるように、私達大人も襟を正していかねばと
改めて思った一日だった・・・



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