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明るい未来を創りましょう!今、私たちにできること・・・
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2008年04月15日 09:13
国際ソロプチミスト宇治主催の



夜回り先生 講演会



13日当日は、

宇治市文化センター大ホールが、

ほぼ満席状態、多くの方々の来場で、

盛会のうちに講演会を、終えました。

また、日曜日と言うこともあって、

10代の青少年の方の参加も多く見られました。



ー明るい未来を作りましょう!今私達にできること・・・-



ご自身のリアルな数々の体験談と

今後、大人たちがしっかりと子供達を見つめていき、

たくさんの優しさの芽を伸ばしていきましょう

と言う話しで幕を閉じました。

書籍の販売も行なわれ、

サイン会も最後まで丁寧にされ、

子供達の話も聞いておられました。

大変心に染みる貴重なお話しでした。





以下、

本日の洛南タイムスにも記事が掲載されております。





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お前たちを見捨てない

国際ソロプチミスト宇治が講演会

夜回り先生の話に聞き耳





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◆…様々な職業に携わる女性たちで構成する世界的な奉仕団体で知られる国際ソロプチミスト宇治(平井晶子会長)主催の「夜回り先生 講演会」(宇治市・市教委後援)が13日に市文化センター大ホールで開かれ、水谷青少年問題研究所を主宰する水谷修さん(51)が講演。繁華街パトロールで直面する深刻な薬物問題などに警鐘を鳴らした。

◆…水谷さんは横浜市内の高校教師として12年間を定時制高校で務め、教員生活のほとんどの時期に生徒指導を担当。「夜回り」と呼ばれる繁華街での深夜パトロールを通して多くの若者たちとふれあう一方、全国各地からのメールや電話での子どもからの相談に答え、不登校や心の病、自殺などの問題に関わっている。

◆…京都では白川通や祇園、伏見、山科と深夜の繁華街を週末にパトロールする。深夜徘徊を見つけると「戻ってきた時にいたら、とる(補導する)よ」と警告。「話があるなら朝まで聞いてやる」「昼の世界に戻りたければ電話しな」と子どもに声をかける。傷害、強盗、窃盗、暴行…そして薬物乱用の末、骨までぼろぼろになって死ぬ青少年と向き合ってきただけに講演内容はリアルで余計な飾り気はない。

◆…死を招く薬物乱用は特に深刻。実践活動を通し青少年の薬物問題にきちんと対応できる人がいないことを痛感してきた。教師としての愛で薬物依存は完治できない。9割の精神科医はただ対処療法の薬を処方するだけで、青少年の心の病を治せない。薬を与えられても摂食障害が待っている。

◆…リストカットを見てシロウトが制止しても実は意味がない。流れる血の中でその子はガスを抜いている。なぜ手首を切るのか▽親の虐待▽親の過剰期待▽いじめ▽薬物後遺症…理由がある。救急救命士の学校の講師として全国の優秀な隊員に言う「お前ら、なぜ2度目の搬送で(他の機関に)相談しない。患者を運ぶことでない、命を救いなさい」。

◆…愛で救えない薬物依存の子の壮絶な死を看取ってきただけに、青少年には「夜の世界はあわれな世界、足を引っ張ることはあっても幸せはない。一人でも夜から昼へ生かして」とのメッセージを残して逝った子どもに代わって「命の花、咲かそう。お前たちは宝物。俺は見捨てない」と呼びかける。

◆…静まり返った大ホールでの90分間の講演会。会場をぎっしり埋めた大人に対して「多くの大人は無責任だが、何か起きた時、生身の身近な大人がまず話を聞いてやり、いっしょに泣いてくれることが必要だ」と指摘。何もできないかもしれない、でも一緒に話をきいてやる。明日からできるだけ多くのやさしさの芽を伸ばして――という説得力のあるメッセージが静まり返ったホールにしみこんだ。【岡本幸一】



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