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「老人は団結せよ」
【閲覧数】914
2008年07月09日 22:39
   「老人は団結せよ」
 ― 7月7日京都高齢者大会の記念講演(木津川計氏・上方芸能発行人)から ー
 
 (講演というよりも、独演会という方が相応しいユニークな語りでした。
演壇とホワイトボードの間を往復しながら身振り手振りを交え、爆笑を誘い、やがて頷かせる話術は、72歳の人生経験と、上方の演芸に熟達した木津川氏独自の世界をかもし出していました。以下、そのエキスをご紹介しましょう。)

 『高齢者は、体力の衰えと共に頭脳の衰えが始まります。思考力、反射神経の鈍化は避けられません。言葉も今風にはついていけません。背広と言うと、若い人にジャケットでしょうと言い返され、ズボンはパンツ、パンツはブリーフ、ネッカチーフはスカーフですよと笑われる始末。これでは何にも話せませんよね。
でもいずれ今の言葉も古くなってしまうのだからと開き直っていればいいんですよ。

 高齢者にとっては、家族の支えと社会保障の支えが必要です。思いやりの精神の満ちた社会であれば、自殺や殺人などの悲劇も起こりません。
戦争を経験し、戦後の復興に貢献してきた高齢者に突きつけられたのが「後期高齢者医療制度」でした。お前らは消費期限切れだ、耐用年数も過ぎたと政府から言われたんです。さすがに反応は早く、制度廃止の声が各地から沸き起こりました。
4月の朝日新聞の歌壇に紹介された短歌です。
 「懸命に 生きたる罪か人間の 枠外されし後期高齢者」
 「後期高齢者 言わしておけば言うものぞ 憤然として春の雪踏む」

 振り返れば、明治時代からの日本にとって歴史的な時期には必ず期待される精神と
期待される人物像が存在していました。
 1.日露戦争時代   「和魂洋才」
 2.15年戦争時代   「滅私奉公」
 3.高度経済成長時代 「ど根性」
 4.石油ショック時代 「どけち」
 5、少子高齢化時代  「自立自助、自己責任」
「福祉に手厚い政策をとると、国はつぶれる」と政府は言いますが、果たしてそれを証明できるでしょうか。むしろ、税金が福祉に潤沢に使われずに大型公共事業などに多く廻されているのが問題です。2,200億円の福祉と何兆円の大型事業費を比較すれば、思いやりのある政治かどうかが判断できます。老人と子どもがどのように扱われているかを見れば、その国の政治の良し悪しが分かります。

 後期高齢者のみなさん、いまこそ団結して、一つになって声をあげましょう。』

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Re: 「老人は団結せよ」
【返信元】 「老人は団結せよ」
2008年07月11日 09:44
楽しそうな講演だったんですね

高齢者というのは、みんながやがて通る道

他人事ではないんですね

安心して人生を送るためには、

老後の保障がきちっとされていなくてはなりません

税金の使い道を正しくすれば

問題は解決しますね

これからも目を離さないでいきましょう