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宇治から日本を変える!?~アルピニスト 野口健さん京都文教大学へ!~
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2008年07月14日 10:27
エベレストや富士山の清掃登山で知られるアルピニスト野口健さんの講演「富士山から日本を変える」が、7月11日(金)京都文教大学で行われました。本学の学生だけでなく一般の方の受講も大変多く、参加者は約500名、立ち見が出るほどでした。

野口さんは高校時代から登山を始め、登山家として世界各地の山々を登頂をしてきました。国際隊の一員としてエベレスト登山に参加した時に、外国人隊員から言われた「君たち日本人はエベレストをマウントフジにしたいのか?」をいう言葉、富士山が世界で最も汚れた山という認識がされていることにとても悔しい思いをしたと語り、登山家として「やりたいこと」がたくさんあったように「やらなきゃならないこと」もまた多くある・・・とエベレストや富士山の清掃登山を始めた経緯を話しました。

エベレスト清掃登山は標高6000㍍と8000㍍地点にあるベースキャンプを往復して行われ、自分自身の体も傷つき、参加者の中には体調を崩して死亡した人もいたようです。当初この清掃活動へ難色を示していた現地ネパールの民族シェルパの人々も活動を続けるうちに、ゴミで汚れている自分の村やネパール全域の環境問題を意識するようになり、「エベレストからネパールを変えたい」という言葉のもと清掃活動などを積極的に行うようになったと紹介し、そこから今回の講演テーマである「富士山から日本を変える」という言葉が生まれたという種明かしもありました。

野口さんは私たちの想像もつかないような過酷な体験を多くされています。そして、それだけでなく山に登るなかで「やらないといけないこと(=山の清掃)」に気付き、8年間その取り組みを行っています。私たちは、自分の周りの些細なことからでも日本を変える小さな1歩となるという可能性を信じて、環境のために今自分ができることを模索していく、ということを学びました。

*江崎(記)*

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Re: 宇治から日本を変える!?~アルピニスト 野口健さん京都文教大学へ!~
【返信元】 宇治から日本を変える!?~アルピニスト 野口健さん京都文教大学へ!~
2008年07月15日 07:47
僕も山が好きで よく六甲山を歩きました そのときゴミ拾いをしながら歩いている人を時々みかけました。 その時はあまりその意味がよくわかりませんでしたが この記事を読んでその人の思いがよくわかりました これから山に行く時は心していきます 良い話ありがとうございました